新品?レンタル?キャンプ道具にお金をかける優先順位
キャンプを始めようと思って調べてみると、そろえる道具の多さにハードルの高さを感じてしまう人も多いかもしれません。ここでは、限られた予算のなかで何から買いそろえていけばよいのか、優先順位を決めるポイントについて、レンタル品や中古品も視野に入れながらご紹介します。
ポイントは快適性と安全性
1<寝袋・マット>
眠れないキャンプほど辛いものはありません。寝袋は自分の慣れたものだと安心して眠れるので、早めに買って家でも試してみることをおすすめします。また、マットはキャンプでの睡眠の質を大きく左右するため、慣れないうちはお金をかけて少しでも寝やすい環境をつくりましょう。自分の寝具セットがあれば知り合いのキャンプに便乗もしやすく、最初のキャンプのハードルを下げることにもつながります。
2<バーナー>
火器類は、一歩間違えると大きな事故につながる可能性のある道具です。中古で買ってパーツの劣化に気づかずガスが漏れ、そこから引火して爆発するというケースもあります。慣れないうちはアフターサポートがあり、器具に不具合があっても相談できるお店で購入するのが良いでしょう。
3<テーブル・チェア>
テーブルとチェアがあれば、日帰りキャンプから始めることができます。チェアはキャンプ中に多くの時間をすごすアイテムのひとつなので、座り心地などお店で試してみて、気に入ったものがあれば思い切って買ってしまうのもありです。汚れたり穴が空いたりするため、最初は中古品でもよいかもしれません。
高額なものはレンタルして確かめてみる
4<テント>
テントは、一度レンタルしてから購入することをおすすめします。たとえば、設営は簡単か、広さは充分だったかなど、キャンプをしてみると自分のなかでひとつの基準ができあがりますので、購入する際の参考になります。高額なテントほど後悔のないように、レンタルと上手く組み合わせてから購入しましょう。
5<タープ>
気温も天気も穏やかな日は、タープが不要な場合もあるかもしれませんが、年間を通じてキャンプを楽しもうと思うと、いずれは購入するアイテムになるでしょう。2ルームテントなど、前室がタープの役割を果たすタイプの場合は不要なので、テントの購入と併せて検討するとよいでしょう。
6<ランタン>
理想は、メインランタン1個とサブランタン2個、それと人数分のヘッドライトがあること。足りない分はレンタルしてもよいですが、防災の観点からもライトは多めに準備しておきましょう。
中古品や家にあるものでよいものもある
7<焚き火台>
キャンプの醍醐味といえば焚き火です。しかし、必要最低限の道具ということを考えると、優先度はあまり高くないアイテムです。また焚き火台は使用するとすぐに汚れてしまうので、初めから中古品を買ってしまうという選択肢もありです。
8<調理道具・カトラリー>
初めのうちは、家の鍋やお箸を使えばOK。ただし陶器のお皿やガラスのコップなど割れやすいものは避けましょう。ダッチオーブンなど焚き火調理向きの道具も気になると思いますが、最初から詰め込むと忙しく嫌になってしまうこともあるので、慣れてからの挑戦がおすすめ。少しずつキャンプ用の調理道具などを買い足していくことがおすすめです。
ここでは、キャンプ道具にかけるお金の優先順位についてご紹介しました。キャンプで何を楽しみたいかは人それぞれですが、楽しいキャンプの思い出には、快適性と安全性は重要なポイントになります。購入する際はぜひ参考にしてみてください。
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