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ゼロから始めると道具は総額でいくら?初心者キャンプの初期費用

キャンプ道具を一式そろえると、一体どれくらいの費用がかかるのかは気になるところ。そこで、必要最低限のファミリーキャンプの道具(大人2名、子ども1名)をそろえた場合、初期費用がいくらかかるのか、わかりやすく「住」「食」「衣」に分けてご紹介します。

「住」は家、寝室、リビング、照明で考える

<テント> 40,000円〜50,000円(4人用テント)

キャンプにおすすめのテント
左)トンネル型4人〜5人用、中)ドーム型3人〜4人用、右)ワンポール型 3人〜4人用。
キャンプにおすすめのドーム型テント
ドーム型テント。

住むためには、まず家が必要です。キャンプではテントが家の役割です。 テントを選ぶ際は、使用する人数+1のサイズを買うと、テント内に荷物も置けて快適にすごすことができます。形や種類もさまざまありますが、構造がシンプルで自立するドーム型は初心者におすすめ。

<寝袋> 6,000円〜8,000円(化繊の封筒型)

キャンプにおすすめの寝袋
左)マミー型のダウン、中)マミー型の化繊、右)封筒型の化繊。
封筒型とマミー型の寝袋
左)封筒型、右)マミー型。

布団の役割をする寝袋は、封筒型とマミー型に分けることができます。初めのうちは、布団の感覚に似た封筒型だと寝やすいかもしれません。素材はおもに化繊とダウンの2種類あります。道具を軽くコンパクトにしたい方や厳冬期のキャンプを検討される方はダウンという選択肢もありますが、コストは化繊に比べて高くなります。春夏秋をメインにキャンプをすると考えれば、化繊の封筒型は入門編としておすすめです。

<マット> 7,000円〜9,000円(インフレータブルマット)

キャンプにおすすめのマット
左)エアーマット、中)インフレータブルマット、右)クローズドセル。
空気で膨らませるインフレータブルマット
インフレータブルマット。

マットは敷布団のような役割で、地面の硬さや冷えから守るための道具です。種類はおもに3つで、エアーマット、インフレータブルマット、クローズドセルがあります。エアーマットは、子どもが上で飛び跳ねたりすると破れて使えなくなる場合もあるため、ファミリーの場合は空気とウレタンの二重構造になっているインフレータブルマットかシンプルな構造のクローズドセルがおすすめ。

<テーブル・チェア> 12,000円〜14,000円(メインテーブル) 5,000円〜8,000円(チェア)

キャンプにおすすめのテーブル
左)メインテーブル、右)サブテーブル。
キャンプに便利な折りたたみベンチとチェア
折りたたみベンチとチェア。

キャンプを快適にするテーブルとチェア

テーブルとチェアがあれば、家族がすごすリビングができあがります。購入する際はテーブルとチェアの高さを合わせるように気をつけましょう。メインテーブルひとつだけでもよいですが、移動できる小さめのサブテーブルがあるとちょっとした荷物置きに使えます。幼いお子さんがいる場合は折りたたみベンチもおすすめです。

<ランタン> 3,000円〜5,000円(メインランタン、サブランタン)1,000円〜2,000円(ヘッドライト)

キャンプにおすすめのライト

「住」の最後は、照明の役割をするランタンです。 家と一緒で一番明るくしたいリビングには、1,000ルーメン以上のメインランタンがあると安心です。 またメインランタンひとつだけだと、部分的に暗かったり、電池が切れたりすると真っ暗になるので、サブランタンやヘッドライトをいくつか持っておくとよいでしょう。

「食」はキッチンを想像してみるとイメージしやすい

<バーナー> 6,000円〜8,000円(シングルバーナー) 15,000円〜20,000円(2バーナー)

キャンプにおすすめのバーナー
シングルバーナーと2バーナー。
2種類あるバーナーのガス缶
左)OD缶、右)CB缶。

バーナーは家のキッチンでいうところのコンロの役割です。バーナーの燃料にはCB缶(カセットガスボンベ)と、OD缶(アウトドア用に作られたガス缶)の2種類あります。OD缶はCB缶に比べ、寒さや低気圧に強いのが特徴ですが、春夏秋の平地でのキャンプを想定する場合は、コンビニやホームセンターで手に入りやすいCB缶を燃料としたバーナーが扱いやすいです。またファミリーの場合は、火口が1個だと足りないケースがあるため、余裕があれば2バーナーかシングルバーナーが2個あると便利です。

<クーラーボックス・ウォータージャグ> 15,000円〜20,000円(クーラーボックス) 3,000円〜5,000円(ウォータージャグ)

キャンプごはんに欠かせないクーラーボックス
左)ソフトタイプ、右)ハードタイプ。
キャンプにあると便利なウォータージャグ
ウォータージャグ。

冷蔵庫の役割をするクーラーボックスは、食中毒や熱中症対策に必要なアイテムです。一概には言えませんがハードタイプは保冷力に優れ、ソフトタイプはコンパクト性に優れている傾向があります。1泊2日のファミリーキャンプであれば、容量は30L以上あると安心です。またキャンプ場では炊事場まで遠い場合もあります。水をためられるウォータージャグがあると、手を洗ったりちょっと食材を洗ったりするときにすぐに使えて便利です。

<クッカー・カトラリー> 14,000円〜17,000(クッカーセット)

キャンプごはんにあると重宝するクッカー

キャンプごはんを充実させるカトラリー

初めのうちは、家にある鍋やフライパンでも問題ないですが、取手が外せてコンパクトになるアウトドアクッカーは、コンパクトに持ち運びができて何かと便利です。なかにはお皿やカトラリーがセットになったものもありますが、こちらも家にあるもので代用できればそれを使いましょう。

「衣」は雨でも動ける服装を心がける

雨に備えて持っておきたいレインウエア

最後は「衣」です。時期や場所によって天候が急変する可能性があるキャンプでは、雨のなか設営や撤収を余儀なくされることも。雨がいつ降っても大丈夫なように、しっかりと対策をしておくと安心です。雨具は傘だと両手が塞がってしまうため、動きやすいレインウエアがおすすめ。またキャンプ場の地面は場合によって泥でぬかるむケースがあるため、防水機能のある靴や長靴を準備しておくとなお安心です。

 キャンプ道具の値段はピンキリなので一概には言えませんが、ファミリーキャンプ(大人2名、子ども1名)の道具を新品でそろえると、合計金額はおよそ18万円ほど。最近はレンタルサービスや中古品も充実してきているため、予算や頻度を考えながら無理なくスタートしましょう!




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