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快適なテントサイトの選び方(オートサイト編)

テントサイトには、車の乗り入れの可否やロケーション、地面の状態といった条件によってさまざまな種類があります。ここではオートサイトについて、そのメリット・デメリットを中心に取り上げながら紹介しましょう。

荷物の積み下ろしや積み込みが圧倒的に楽

区画のないオートサイトなら開放感のあるキャンプを楽しめますし、通路沿いに区画サイトが設けられているようなオートサイトなら、チェックイン後でも車を出し入れしやすいというメリットがあります。自分たちがどんなキャンプをしたいかを想定して、フィットするキャンプ場を選択しましょう。

オートサイトとひと口にいっても、地面の状態の違いだけでなく、区画の有無、電源の有無などそのタイプはさまざま。区画のないオートサイトならもっとも開放感のあるキャンプを楽しめますし、通路沿いに区画サイトが設けられているようなオートサイトなら、チェックイン後でも車を出し入れしやすいというメリットがあります。自分たちがどんなキャンプをしたいかを想定して、フィットするキャンプ場を選択しましょう。

車をテントサイトのそばに置けるオートサイトのそのほかのメリットとしては、電源がないテントサイトでも車から電源をとれること、車中を寝室として使用できることもあげられます。

森林に囲まれたテントサイトに止まる一台の車
全サイト区画フリーで、のびのびとキャンプができる福島県の「七入オートキャンプ場」。混雑時はキャンパー同士の譲り合いが必要。

ほかのキャンパーの車の出入りが気になるかも?

テントの設営・撤収においてオートサイトは明らかに便利ではありますが、デメリットもあります。自分たちだけでなく、まわりのテントサイトも車で乗り入れているので、しっぽりとキャンプの時間を楽しみたいという人にとっては、車が出入りする音などがあり落ち着かないと感じることもあるかもしれません。

小さな子どもやペットを連れてキャンプをする場合も、車の乗り入れがあるオートサイトでは注意が必要です。少し目を離した隙に、移動中の車の前に飛び出してしまう、なんていうリスクもゼロではないはず。そういった心配を少しでも減らしたい人はオートサイトではなく、駐車場が離れた場所にある、車の乗り入れが禁止されているテントサイトを選ぶことをおすすめします。

車とテントが立ち並ぶオートサイト
標高1,500mにあるキャンプ場、長野県の「乗鞍BASE」のオートサイト。車が近く利便性が高い反面、ほかのキャンパーの車の出入りなどが気になるという難点も。

文◎松元麻希




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