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出かける前に知りたい!キャンプ場の素朴なギモンQ&A

いざキャンプ場を選ぼうと思っても、キャンプ初心者のみなさんは、どんなキャンプ場があってどんな設備がそろっているのか、自分たちのキャンプに合うのはどんな場所なのかなど、いろいろと疑問が出てくるはず。ここでは、キャンプのビギナーが抱きがちな疑問を厳選して、その回答とともにお届けします。

Q.キャンプ場ってどんなロケーションにあるの?

A.川、湖、海、森、山、高原、公園などにあります。

キャンプ場は、自然豊かな場所に作られていることが多く、河原や湖畔、海岸、森、山、高原、公園など、さまざまなロケーションを楽しめるキャンプ場が全国各地に点在しています。おなじキャンプ場のなかでも、林間サイト、湖畔サイトと、選ぶサイトによってロケーションが異なる場合があり、準備するべき道具なども変わってきます。予約前に気になるキャンプ場のウェブサイトやSNSをチェックして、自分たちが求めるロケーションかどうかを調べておくとよいでしょう。

海辺で男性3人がキャンプしている様子
このような海に近いキャンプ場では、水平線に夕日が沈んでいく様子をテントサイトから眺めることができる。

Q.設備はどこまで整っているもの?

A.主にトイレと炊事場。そのほかはキャンプ場によってさまざま。

キャンプ場にある設備は、そのキャンプ場がワイルドな環境を重視するのか、快適性を重視するのかなどによって充実度が変わってきます。最低限あるのは水回り、つまりトイレと水道がある炊事場です。快適性を売りにするキャンプ場には、これらに加えて売店のある管理棟やシャワー、入浴施設、電源、コインランドリーなども用意されています。最初からワイルドなほうを選ぶのもアリですが、キャンプが初めてで不安な人は、できる限り設備が充実したキャンプ場を選ぶことをおすすめします。

キャンプ場にある流し台
キャンプ場によっては、洗い場で洗剤が使えないところも。その場合は食器類に付いた汚れを拭き取っておいて帰宅後にしっかり洗うなど、臨機応変に対応しよう。

Q.オートサイト、フリーサイトってなに? 

A.車を横付けできるのがオートサイトで、区画がないのがフリーサイト。

テントサイトには、その特徴によっていくつかの種類があります。おそらく目にする機会が多いのが「オートサイト」や「フリーサイト」ではないでしょうか。オートサイトというのは、テントサイトに車を横付けできるサイトを指します。区画が区切られていることが多いです。一方フリーサイトは区画が区切られていないサイトのことで、広々とした空間でキャンプを楽しめるのが特徴。テントサイトへの車の横付けが禁止され、駐車場が別の場所に設けられていることが多いのですが、なかには車を横付けできるフリーサイトもあります。

区画が区切られているキャンプサイト
区画が区切られたオートサイトの例。さらにテントサイトごとに電源が付いている場合もある。

Q.泊まらなくても利用できる? 

A.できます。日帰り利用は「デイキャンプ」と呼ばれています。

「1泊するのはハードルが高いけど、日中にキャンプ場でBBQをしてみたい」。そんな人でも利用できるように、キャンプ場には日帰り利用を受け入れているところもあります。しかし、繁忙期などは時間の制限があるなど、キャンプ場によって宿泊利用とは異なる利用条件が提示されている場合もあるので、デイキャンプ希望の人はキャンプ場のウェブサイトなどをしっかりチェックしておきましょう。

Q.予約はするべき?予約方法は?

A.ハイシーズン、人気のキャンプ場であるほど予約必須。

初夏のゴールデンウィークや秋のシルバーウィークなど、キャンプのハイシーズンであったり、人気のキャンプ場であったりする場合は、シーズン前の予約開始ですぐに埋まってしまうこともあります。もちろん平日に穴場のキャンプ場を狙うなら、当日飛び込みでも大丈夫かもしれませんが、「このキャンプ場にどうしても行きたい!」という希望があるのであれば、事前に予約しておくことをおすすめします。

予約方法は、電話やメールのほか、キャンプ場の公式ウェブサイト、キャンプ専門の予約サイトなど。最近では、公式LINEアカウントで予約を受け付けているなど、より手軽に予約ができるようになっているキャンプ場もあります。ちなみに予約時には、利用料の支払い方法の確認もお忘れなく。

文◎松元麻希




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