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キャンプ×ハイキングが楽しめる、おすすめのキャンプ場(西日本編)

山に登って滝の流れに癒やされたり、四季折々の木々のようすを観察したり。キャンプ場を拠点にハイキングを楽しめば、下山後はテントでのんびり。ぜいたくな時間をすごせるキャンプ場を紹介します。

世界遺産の熊野古道と太平洋を一望できる絶景!|南紀串本リゾート大島(和歌山県串本町)


本州最南端、和歌山の紀伊大島にある「南紀串本リゾート大島」は、島ならではの開放感あるキャンプ場で、太平洋を一望できる絶景の露天風呂が魅力のひとつ。紀伊山地から成る地形や黒潮からの影響を受け、冬は温暖で、夏は涼しいというとても気候に恵まれた場所です。草原サイトは視界をさえぎるものがなく、どこまでも広がる空を楽しめます。

テントサイトは、展望サイト、通常サイト、ワイドサイトなど種類豊富。マリンアクティビティやトレッキングはもちろん、ガラスやビーズを使った手作り体験などのアクティビティが豊富なのもうれしいポイントです。

各サイトは約80㎡で区画されていて広々。ワイドサイトの場合は約1.5倍と大きく、ソロデュオサイトは約50㎡前後と、人数に合わせて選択可能。もちろんペットも同伴OK。
全国的に見ても有数の星空観察に向いているキャンプ場。街の明かりがほとんど届かない場所だからこそ、条件さえ揃えば、夜空を埋め尽くす星を見ることができる。

世界遺産「熊野古道」をトレッキング! 和歌山の海も山も遊び尽くそう

山歩きができるキャンプ場

和歌山県が誇る世界遺産・熊野古道の一部であり、もっとも有名な大門坂をガイドと一緒に歩くプランが人気です。歴史ある石段を上った先には、日本三代名瀑のひとつである那智の滝が。水柱は落差133m、滝壺の深さは10mにもなり、大迫力を楽しめます。

苔むした石段や樹齢800年を超す老杉の中を歩くと、まるで平安時代にタイムスリップしたよう。約2〜3時間の半日プラン(大人6,500円、小人5,500円)がおすすめです。

キャンプ場から歩ける山
約640mの石畳が続く大門坂ルート。那智大社や青岸渡寺の三重塔も時間に余裕があれば案内してもらえるそう。熊野古道はパワースポットとしても注目の場所。

DATA
南紀串本リゾート大島
和歌山県東牟婁郡串本町樫野1035‐6
TEL:0735-65-0840(8:00〜19:00)
チェックイン:13:00~17:00/チェックアウト:8:30~12:00
定休日:なし
営業期間:通年
カード決済:可
利用タイプ:宿泊/日帰り・デイキャンプ
サイト内乗り入れ:可
施設タイプ:サイト(芝)・ログハウス・コテージ・グランピング
共有設備:露天風呂/シャワー/トイレ/ゴミ捨て場/炊事場/売店/コインランドリー/電子レンジ
レンタル用品:あり
https://resortohshima.com/camp

この記事で紹介したキャンプ場はこちら

山の魅力とリゾートの心地よさを楽しめる|マキノ高原キャンプ場(滋賀県高島市)

約10万㎡の広大な敷地の中に、林間、高原、森の隠れ家などのほか、個性豊かな6つのサイトが広がるキャンプ場です。たとえば高原サイトなら、広々として見通しがよいのが自慢。すぐ下にグラウンドやゴルフ場があり、温泉も近い便利なサイトです。

季節によって、キャンプ場の表情はガラリと変化。春は八重桜の森、夏は涼しい木陰に。さらに、冬は中級者以上向けとなりますが、雪の中のウインターキャンプフィールドもオープンします。訪れるごとに、まったく違ったロケーションを味わえます。

木々に囲まれ涼しく快適な林間サイトは、サマーシーズンの一番人気。目の前にあるヨキトギ川での水遊びや魚つかみは、子ども連れのファミリーに人気のアクティビティ。
敷地内にある「マキノ高原温泉さらさ」。刺激が少なく、肌に優しい泉質だから家族みんなでくつろげる。リラクゼーションルームやレストランもあり、休憩にもぴったり。

多彩なハイキング&トレッキングコースで、山のおもしろさを味わい尽くす

標高823mの赤坂山は、日帰りトレッキングが楽しめる山として人気。赤坂山自然遊歩道として整備されているコースは、所要時間約5〜6時間。

そのほか、緩やかな傾斜でトレッキング初心者でも安心して散策できる森林セラピーコースは、片道約1.3kmの道のりです。春には桜のトンネルに、雪が降ればスノーシューを履いて調子ヶ滝を目指すことができる、季節ごとに変わる景色も魅力のひとつ。

マキノ高原を訪れる人を迎えてくれるメタセコイアの並木道。約2.4kmにわたって約500本が植えられ、四季折々の姿で楽しませてくれる。散歩やサイクリングに最適。

DATA
マキノ高原キャンプ場
滋賀県高島市マキノ町牧野931番地
TEL:0740-27-0936
チェックイン:12:00~16:00/チェックアウト:12:00
定休日:なし
営業期間:通年 ※冬季は林間サイトのみ
カード決済:不可
利用タイプ:宿泊/日帰り・デイキャンプ
サイト内乗り入れ:可
施設タイプ:サイト(芝・土)・常設テント
共有設備:風呂/シャワー/トイレ/ゴミ捨て場/炊事場/売店/レストラン
レンタル用品:あり
http://makinokougen.co.jp/

大山隠岐国立公園の豊かな森林に囲まれてのんびりキャンプ|一向平キャンプ場(鳥取県・琴浦町)

山陰を代表する景勝地の大山隠岐国立公園。その森の東側にある「一向平キャンプ場」は、2020年6月にリニューアルオープン。アウトドアショップ・ナチュラムとのコラボによる「手ぶらキャンプ」など、初心者にもうれしいサービスもあります。

キャンプサイトは、一般サイト、車寄せサイト、フリーサイトがあり、初心者でも豊かな自然に親しむことができます。大山隠岐国立公園は、豪快な火山地形や豊かな森林などさまざまな要素で構成されているので、キャンプ場から足を延ばしてトレッキングやハイキングで体を動かしたい人にもおすすめです。

大型キャンピングカー専用サイトもあり、初心者から上級者まで、あらゆるキャンプスタイルに対応。リニューアル時に区画が整理され、よりゆったり自然のなかですごせるように。
「星の見えやすさ」全国1位の鳥取県。とくに「一向平キャンプ場」は高地にあり、空気も澄んでいるから格別な夜空を楽しめる。天気がよければ天の川や流れ星が見られることも。

キャンプ場が国立公園の中にあるからこそ、歩いて見て回れる大迫力の絶景

国立公園内に滞在できる一向平キャンプ場。大山観光には欠かせない大山滝まで歩いて行くことができます。「日本の滝百選」にも選ばれた名爆で、ロープをつたって降りた先では滝つぼを間近で見られ、その迫力に感動すること間違いなしです。

キャンプ場は整備されている遊歩道を通り、野鳥のさえずりを楽しみながら目的地まで向かいます。

大山滝までの道のりの途中には吊り橋があり、ちょっとした冒険気分を味わうことも。ゆっくり歩いて1時間半ほどなので、ファミリーでハイキングに挑戦するのもおすすめ。

DATA
一向平キャンプ場
鳥取県東伯郡琴浦町野井倉688-130
TEL:070-2161-3315(予約・総合受付ダイヤル)
チェックイン:13:00~17:00/チェックアウト:12:00まで
定休日:火 ※ ネイチャーサウナ 火・水休
営業期間:3月中旬~12月上旬
カード決済:可
利用タイプ:宿泊/日帰り・デイキャンプ
サイト内乗り入れ:車寄せサイト、電源付きカーサイトのみ可
施設タイプ:サイト(土・砂)
共有設備:/シャワー/トイレ/ゴミ捨て場/炊事場/売店/
レンタル用品:あり
https://tottori-camppark.jp/ikkoganaru/

 

※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

文◎いずみかな




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