初めての海外旅行で買い物をする際に知っておくと便利な英語とは? Q

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初めての海外旅行でアメリカに行くことになりました。たくさんショッピングをしたいのですが、英語が得意ではないので現地で店員と上手くやり取りができるか不安です。買い物のときに覚えておくと便利な英語があれば教えてください。

入店から商品購入まで、具体的なケースにそって便利な英語フレーズをご紹介します。

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初めての海外旅行で買い物をたくさんしたいという方もいらっしゃるかと思います。 そんなとき心配なのが店員との会話のやり取りではないでしょうか?そこで今回は、海外での買い物のときに覚えておくと便利な英語フレーズをご紹介します。

入店時に使える英語フレーズ

海外のお店の場合、お店にお客さんが入ると、すぐに店員が話しかけてくる場合があります。
お目当てのものがなく、ただ、ぶらっと立ち寄っただけであれば「見ているだけです」と答えてみましょう。
海外の店員はとてもフレンドリーです。いきなり話しかけられ、英語が話せないと驚いてしまうかもしれませんが、スマイルで返せばOK!臆せずにショッピングを楽しんでください。

[例文1]
「May I help you?」(何かお手伝いをしましょうか?)
「I'm just looking.」(見ているだけです)

[例文2]
「Let me know if you need anything.」(何かご入り用でしたら言ってください)
「Thank you.」(ありがとう)

商品を試着するときに使える英語フレーズ

海外でも一般的なお店であれば、日本と同じように商品を手にとって鏡の前で合わせたりすることは問題ありませんが、高級ブティックの場合は陳列された商品を勝手に触ったりするのはNGです。
お目当ての商品がある場合は、店員に一言声をかけてから試着するようにしましょう。
また、サイズが合わない場合や別の色を試してみたい場合は、日本と同じように店員に別のものがないか相談してみるとよいでしょう。

[例文1]
「I am looking for 〇〇〇. Do you have?」(〇〇〇を探しています。ありますか?)
「Can I try (this one)?」(試着してよいですか?)

[例文2]
「This is too big/small」(大きすぎます/小さすぎます)
「Do you have this in a smaller size?」(もっと小さなサイズはありますか?)
「Does this come in other colors?」(ほかの色はありますか?)

商品を購入するときに使える英語フレーズ

商品の試着をしたあと、店員から「こちらのご購入でよろしいですか?」と尋ねられた場合の英語フレーズもしっかりと覚えておきましょう。また、購入する場合で現金ではなくクレジットカードを使いたい場合は、クレジットカードで支払いが可能か聞いてみるとよいでしょう。

[例文1]
「Would you like to have this?」(こちらのご購入でよろしいですか?)
購入する場合:「Yes. I will take this.」(はい、これをください)
断る場合:「I am sorry. I will come back later.」(残念ですが、またにします)

[例文2] 「Can I pay by credit card?」(クレジットカードで支払えますか?)

商品をラッピングしてもらうときに使える英語フレーズ

商品を購入後、ラッピングしてもらいたい場合は店員にお願いしましょう。複数の商品を別々にラッピングして欲しい場合にはそのように伝えます。
また、領収証(レシート)を手渡しするか、袋に入れるか尋ねられることもあります。こちらも簡単な英語フレーズを覚えておけばスマートに受け答えができますね。

[例文1]
「Could you gift-wrap this please?」(贈答用にラッピング(包装)してください)
「Separately please.」(別々にお願いします)

[例文2]
「Would you like your receipt with you or in the bag? 」(レシートは、お渡ししますか、それとも袋にいれますか?)
手渡しして欲しい場合:「Could I have a receipt, please?」(レシートをいただけますか?) 袋に入れて欲しい場合:「In the bag please.」(袋に入れてください)

ちなみに、商品の購入時にはレシートは必ずもらうようにしましょう。現金で支払った際、お釣りの額が違っていたり、クレジットカード払いでスキャンされた金額が違っていることも海外ではしばしばあります。そのためお釣りやレシートを受け取ったら、お財布に入れる前に店員の面前で必ず確認するようにしましょう。

なお、クレジットカードは分割払いの回数を聞かれることはありません。分割払いは発行国(日本)で手続きをしなくてはなりませんから、分割払いにしたい場合は事前にリボ払いの手続きについてカード会社に問いあわせておくとよいでしょう。

筆者の写真

情報提供 千葉 千枝子

淑徳大学 教授。中央大学卒業後、富士銀行入行。シティバンクを経てJTBに入社。96年に独立、運輸・観光全般の執筆、講演活動を行うほか、TV・ラジオにも多数出演。観光人材の育成に注力する。

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