上演時間に遅れてしまった時の対処方法とは？

シネコンやミニシアターを含む映画館やライブ会場は、上演開始後の途中入場を認めているのが一般的ですが、会場内が暗いため、係員がタイミングをみて誘導します。係員の指示に従い、入場するようにします。

指定席ではない映画館に途中入場する場合、暗い場内で知人などを探すことはできません。空いている席に座ることになります。映画館は入れ替え制をとっているのが一般的で、途中入場の場合、次の回を観ることはできません。途中入場の場合、上演終了後は退場して、またチケットを購入して再入場することになります。

クラシックやオペラなどのコンサートや歌舞伎など、伝統芸能の上演の場合、幕間（まくあい）を待たないと入場できないケースがほとんどです。コンサートなら楽曲のタイミングをみて、係員が席に誘導してくれます。それまで待機しないと、原則、場内入場もしくは指定の席への移動はできません。チケットを持っている以上、よほどの格式高いプライベートなコンサート等でない限りは、途中入場を断られることはないでしょう。人気歌手のコンサート会場では、スタンディングが始まると指定の席までたどり着くのも難しくなるので注意しましょう。いずれにしても大幅な遅刻入場は、他の観客の迷惑になります。場合によっては最後部で、立って鑑賞する覚悟をもっておくことです。

なお、コンサート会場や映画館は、携帯電話がつながらないよう抑止装置を完備していることも。逆に、遅れることを伝えようと相手へかけた電話が公演中に鳴ってしまい、思わぬ迷惑を掛けてしまうかもしれません。ですので遅刻を知らせたいのであれば、上演前に早めに知らせる必要があります。ご自身も途中入場をする際は、予め携帯電話の電源を切るかマナーモードにしてから入場するようにしましょう。