■運転前の心構え
クルマで通勤する人は走り慣れた通勤路が安全だと感じています。それは毎日何も起こらないことが当然だと思い込んでいるからです。安全運転の基本は「だろう運転」ではなく、「かもしれない運転」なのです。 勝手知った自宅の近所だから…と油断しないことです。実際に死亡事故の多くは自宅から半径500m以内で起きているのです。また、回りのドライバーや歩行者と上手くコミュニケーションすることが大切です。
ウィンカーを出さずに交差点を曲がったり車線変更したりすると、まわりのドライバーや歩行者からは不審に思われます。最後にクルマで移動する場合は時間に余裕をもった計画を立てましょう。走行中に5分短縮するのではなく出発を5分早めればいいのです。
■右折の方法とは
交差点の右折は一般的に左折よりも危険と言われています。対向車への注意をはらいつつ横断する歩行者にも気を使わなくてはならないためです。ここで注意しなくてはならないのは、「安全が確認できるまでは決して右折しないこと」です。
対向車が来る前に右折してしまおうとして、横断歩道を走ってきた歩行者をはねてしまうかもしれません。対向車線が渋滞しているから譲ってくれた場合も、バイクが対向車の影を走ってきているつもりで慎重に右折を試みましょう。
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