エンジンから排出される排気ガスは人体に有害な物質が含まれており、高温で音もうるさいという、問題があります。そこでエンジンの排気システムには、排気ガスを浄化する触媒や音を静かにする消音器が装備されております。一般的にマフラーとはこの消音器のことを指します。ちなみに消音機の構造が首に巻く襟巻きに似ていることから「マフラー」という名称がつきました。 年々厳しくなる各国の排気ガス規制に合わせ、排気ガスを限りなく浄化する触媒がエンジンとマフラーの間に備わっており、この触媒でも音は消音されるので今では排気システム全体で消音効果を実現しています。エンジンの排気音も規制対象となっているので排気システムは極めて重要な意味を持っています。
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