日本では自動車を買ったり所有したりするときにかかる税金が幾つかあります。 それぞれの税金には納める先が異なり、国か地方(市区町村)で区分されます。また一般財源か特別財源かでも区分けできます。自動車税(軽自動車税)と消費税は一般財源なので使途制限が設けられていません。 しかし、それ以外の税金は特定財源なので使途制限されます。つまり特定財源で集めた税金は道路整備などに限定して使うためであり他への流用はできないのです。
実際に自動車を買うと「自動車取得税・自動車税・自動車重量税・消費税」がかかり、自動車の所有者には「自動車税・軽自動車税」がかかります。また車検時にも「自動車重量税」が課せられます。 これ以外にもガソリンや軽油には揮発油税がかかっています。 日本は世界でも類を見ないほど税金が複雑なのですが、その理由は高速道路を造る時に敗戦国であるが故に資金がなかったのです。そこで世界銀行から借金し、その返済にあてる財源を自動車利用者から徴収する必要があったのです。株式会社テクノメディア