アンケート結果自転車保険についてアンケ―ト調査を実施しました!
手軽な移動手段として、子供からお年寄りまで幅広い年齢層に利用されている自転車。
結構なスピードの出る乗り物なので、接触事故により一瞬で加害者・被害者になり得ます。
今回は自転車の使用頻度と自転車保険について伺いました。
①アンケート実施概要
- ●調査実施期間:
- 2021年7月27日(火)~10月31日(日)
- ●調査方法:
- インターネット
- ●調査対象:
- SOMPO Parkに会員登録しているユーザー 110,718人
②自転車の使用頻度
まず、自転車の使用頻度について伺ったところ、
「まったく乗らない」+「ほとんど乗らない」=乗らない52%、
「ほぼ毎日」+「週に数回」+「月に数回」=乗る48%となり、ほぼ半々という結果でした。
乗らない理由は「乗れない(運転できない)」「自転車を持っていない」「必要ない」の3つが多いようです。
国土交通省「自転車通勤導入に関する手引き(令和元年5月)」によると、自転車は約500mから5km弱の都市内移動において、ほかのどの交通手段よりも所要時間が短く定時性にも優れている、とのこと。自転車を所有している方も目的地までの距離によって使用頻度が分かれるのかもしれませんね。
回答数=110,718
③自治体での自転車保険加入の義務化(努力化)
次に、お住まいの自治体において自転車保険の加入義務化(努力化)条例の制定がなされているかを伺いました。
条例の制定有無について、
「はい」+「いいえ」=知っている55%、
「知らない・分からない」=44%、という結果でした。
自転車を使用している方は、条例制定への関心度も高い傾向にあるようですね。
国土交通省によると、令和3年10月1日時点で34都道府県、2政令指定都市において、条例により自転車損害賠償責任保険等への加入を義務づける条例が制定されているとのことです。
回答数=110,718
④自転車保険に加入していますか?
使用頻度が「ほぼ毎日」「週に数回」「月に数回」の方に、自転車保険の加入について伺いました。
半数以上が保険に加入されていましたが、加入しているか分からない・加入していないと回答した方が39%という結果でした。
最近では、自転車事故によって他人の生命や身体を害した場合に、加害者が数千万円もの高額の損害賠償を命じられる判決事例が出ています。
警察庁ウェブサイトでは『自転車は、道路交通法では軽車両に位置付けられており、「車のなかま」です。』とされています。自転車の保険加入についても、車と同じように考える必要がありそうですね。
回答数=50,828
⑤自転車の「もしも」の時に「欲しい」サービス
自転車の「もしも」の時に欲しいサービスについて伺いました。
以下は自動車保険によく付帯されているサービスですが、自転車であっても欲しい、と感じている方が多いということが分かりました。車よりも軽量小型のためか、運搬サービスの需要は4位でした。
回答数=188,441(複数選択)
「その他」を選ばれた方の回答の中からいくつか紹介しますね。
- ●欲しいサービス
- ・ドライブレコーダーを使った運転診断
- ・パンク時の出張タイヤ交換サービスなどロードサービス
- ・代車サービス
- ・事故や故障時のタクシーサービス
- ●装備したい機能
- ・GPS
- ・エアバッグ付きのベスト
- ・ウィンカー
- ・バックミラー
- ・ナンバープレート
- 出典
- 「自転車通勤導入に関する手引き(令和元年5月)(国土交通省ウェブサイト)
https://www.mlit.go.jp/common/001292044.pdf - 「自転車損害賠償責任保険等への加入促進について」(国土交通省ウェブサイト)
https://www.mlit.go.jp/road/bicycleuse/promotion/index.html - 「自転車は車のなかま~自転車はルールを守って安全運転~」(警察庁ウェブサイト)https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html