副業ってどんなものがある?始める時の注意点と併せて紹介します!
近年、副業を許可する企業は増えてきており、本業とは別に新しく仕事を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。政府も副業を推奨しており、今が始め時かもしれません。今回の記事では、副業をする際におすすめの業種や注意すべきことを解説していきます。
副業を始めるにあたっての注意点は?
いざ副業を始めるという時には、さまざまな事項を考慮せねばなりません。まずは、副業を始めるにあたって注意するべきことから見ていくことにしましょう。
副業での所得が20万円を超える場合には確定申告が必要!
「副業で20万円以上所得を得た場合には、確定申告が必要になる」と考えておくと良いでしょう。「軽く小遣い稼ぎのつもりで始めたら、意外と確定申告とか手間がかかる!」とならないように注意が必要です。
取得の種類によって扱いが変わる
所得は得た理由によって大きく2種類に分類されます。その中でも、副業で得られる所得はたいてい事業所得か雑所得ですが、所得の種類によっては確定申告の際の扱いが変わってくるので注意が必要です。副業で得た所得が20万円を超えなくても確定申告が必要になる場合もあります。副業を始める際には、確定申告が必要かもしれないと最初から考えておいた方がいいかもしれません。
就業規則を確認しておく
昨今は政府が副業を推奨しているなどの流れがあり、減ってきてはいるものの、就業規則で副業を禁止している会社もいまだに存在します。また、就業規則上で副業を許可していても、情報漏洩防止などの観点から特定の業種を禁止していることがあります。勤めているのが副業を推奨しているような会社であっても、副業を始める前には確認する必要があると言えそうです。
保険料にも注意!
副業でアルバイトやパートをする場合には、本業に加え副業の分の社会保険料も支払う必要があります。副業で得るのが雑所得であったり、副業で行っているのが個人事業であったりすると、この心配はありません。
おすすめの副業6選!
副業を始めるとして、どのような仕事が副業に向いているのでしょうか?スキマ時間をお金にしたい方と、副業でガッツリ稼ぎたい方ではオススメの業種が変わってきます。その辺りも、ざっくりと見ていくことにしましょう。
ギグワーカー
ギグワーカーとは、インターネットを通じて単発で仕事を請け負う労働者のことです。街でよく見かけるUber Eatsの配達員も、このギグワーカーの一種です。スキマ時間を使って稼ぐことができるので、副業にはちょうどいいでしょう。実際、ギグワーカーの割合は増加しています。
ライター・デザイナー
webサイトで記事を書くライターも、副業としてはいいでしょう。クラウドワークスなどのサイトで多く募集されています。自分の得意なジャンルで業務をすればいいので、初期投資も少なく手軽に始められます。デザインが得意な人は、同様の理由でデザイナーもおすすめです。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、サイト上に広告を載せ、そこから広告主に送客することで報酬をもらう仕組みです。web上での広告業という表現がわかりやすいかもしれません。アフィリエイトでの広告収入は一件あたり非常に少ないものとなっているので、小銭稼ぎを重ねていく感覚になるでしょう。しっかり稼ぐためにはSEOという専門的な知識を必要とするなど、ハードルは少し高めかもしれません。
アルバイト・パート
アルバイト・パートも副業として始めることができるでしょう。今回紹介するものの中では一番身近なのではないでしょうか。その意味では最も難易度が低いですが、その分無理をしてしまいがちです。本業に支障が出ないよう、負担を考慮しながら仕事をする必要があります。また、先述の通り保険料なども気にしなければなりません。
投資
投資は資産運用なので正確に言うと副業ではないですが、本業の傍らでできるという意味でここで紹介します。デイトレーダーの選択肢もありますが、長期投資や積立NISAなどハードルが低いものがサラリーマンにはオススメです。また最近では、FIREという資産運用による早期退職もブームとなっています。ここまで紹介した副業と異なり、税金の心配はそこまでありませんが、インサイダー取引の可能性から投資を禁止している企業もあるので、確認はしっかりしておきましょう。
不動産
こちらも正確には副業ではないのですが、ご紹介します。相続した不動産を運用したり、新しく不動産を買って家賃収入を得たりするのが王道でしょう。新しく不動産を用意する場合初期投資はかかりますが、日頃の労力は少なく、安定した収入を得られるのでサラリーマンの方にもオススメです。こちらは投資と異なり、「不動産所得」を税として収める必要があります。
まとめ
稼ぎ | 拘束時間 | 難易度 | |
---|---|---|---|
ギグワーカー | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
ライター・デザイナー | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ |
アフィリエイト | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
アルバイト・パート | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ |
投資 | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
不動産 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
ご自身にあった仕事選びに、上記の表を参考にしてみてはいかがでしょうか。
編集後記
副業をする際には、特にお金に関して注意を怠らない様にしましょう。スキマ時間をお金にしたいのか、しっかり副業で収益を上げたいのか、自分の目的に合わせて業種を選べばいいことも分かりました。副業内容によっては初期投資がかかるものも存在するので、ご自身の貯蓄や収入と相談しながら始めてみてはいかがでしょうか。