コスパ最強はあの食材！？食費の節約につながる自炊のススメ

自炊は食材を買うところから。何も考えずにふらっとお店に行くのではなく、何を作りたいか、何日分の食材を買うかなど、計画を立ててから買い物に行きましょう。「レシピが思いつかない……」という人は、YouTubeの料理動画やSNSでバズっている料理、レシピサイトなどを参考にしてもいいかもしれません！

急ぎではない場合、食材はスーパーで買うことがおすすめです。スーパーは品揃えが豊富で、値段が安く設定されていることが多いため、おトクに食材を買い揃えることができます。栄養のある季節の野菜を安く買えるのもスーパーならでは。時間帯によっては、割引シールが貼られた「おつとめ品」などを買えることも大きなメリットです。また、一部のスーパーでは特定のセール日を設けている場合があり、まとめ買いすればさらにおトクに。チラシのアプリなどを使って、チェックしてみましょう！

食べたいものを、あれもこれもとカゴに放り込んでいたら、とんでもない額になっていた！……なんて経験はありませんか？食費を節約するためには予算を決めて、計算しながら売り場を回り、今必要な分だけを買うように意識することが大切。「いつか食べるかも」という“かもしれない買い”をやめることが、節約への第一歩です！

お腹が減っている時は、目に映るすべての食べ物が魅力的に見えてしまうもの。そんな状態で買い物に行くと、冷静な判断ができず、必要以上に買ってしまうことも。食費節約のためには、食後やお腹がすいていない時に買い物へ行くようにしましょう。どうしても空腹時に買い物に行かなければならない場合は、買い物用の現金だけを持っていき、買いすぎを防ぎましょう。

自炊を楽しく続けるために重要なのは時間と手間を減らすこと。まとめて調理したり、食費がかさみそうなものは代用品を使ったりして、ムリなく続けられる方法を見つけていきましょう。

ご飯はコスパ最強の節約の味方！売られているお米の1袋当たりの重さは様々ですが、一人暮らしの場合、2～5kgが食べきれるちょうどいい量です。2kg（約13合）のお米は1000円前後で購入でき、1合でお茶碗約2杯分なので26杯、1食当たり約38円で食べられる計算になります。スーパーやコンビニに売っているパックご飯は1つ200円程度なので、1食当たり150円以上も節約できます。また、ご飯は冷凍保存できるので、多めに炊いたものを冷凍しておいてレンジでチンすれば、その度に炊く手間が減らせ、時短にもつながりますよ！

自炊で気になるのが栄養バランス。野菜を切るのが面倒くさいという人は、あらかじめカットされている冷凍野菜を使ってみては？ブロッコリーやサトイモ、オクラなど様々な種類があり、袋を開けてそのまま使えるのでとってもラクちん。また、ジッパーがついているものが多いので、一度に使い切らなくてもいいところも嬉しいポイントです。野菜を切るのが苦にならない人は、買ってきた野菜をまとめて用途別（煮物用、サラダ用など）に切って、冷凍しておくとGood！ただし、レタスやトマトといった水気の多い野菜は冷凍に不向きなので、注意しましょう。

すべての料理を手作りしようとすると、食材費やガス代がかさんでかえって高くつくことも。そんな時は、レトルト食品や缶詰などを使ってみましょう。例えば、カレーを作る場合はカレールウや肉、野菜などを揃える必要がありますが、レトルトカレーであれば1食150～200円程度。冷凍ご飯とあわせれば、300円以下で済ませることも可能です。また缶詰は、料理に使えるツナ缶をはじめ、肉じゃが缶や焼き鳥缶といった、そのままおかずとして食べられるものもあり、非常食としても備蓄できます。
毎食をレトルト食品や缶詰にすると高くつきますが、1食だけ手軽に食べたいという場合などにおすすめです。

自炊は食費を節約できたり、料理が上手くなったりするメリットがある一方、頑張りすぎて続かなくなるという可能性もあります。ムリせず続けられるように、次のような方法でたまにラクをして、リフレッシュしてくださいね！

・スーパーのお惣菜やお弁当を買う
・週1回はクーポンを使って外食をする
・学食を利用して、栄養バランスの良い食事を摂る

食費は自炊によって節約できますが、完璧にやる必要はありません。大切なのは、コスパ良く美味しいご飯を食べて、毎日を健康に過ごせることです。栄養バランスを考えながら、知恵と工夫を凝らして楽しく自炊をしてくださいね！料理の習慣がない人は、まずはお米を炊くところから始めてみませんか？