1 優先するものを決める
2018年の西日本豪雨災害で困ったのが、トイレと食事。
わが家では、子どもが小さいこともあり、トイレやノドの渇きはガマンできなかったので、オムツ・黒ビニール袋・トイレットペーパー・生理用品・水・金平糖は優先して入れています。
2 応用がきくアイテムを入れる
実際に被災して「用意しておけばよかった」と後悔したのが黒のゴミ袋。
ゴミ袋として使う、二重にしてオムツを中に敷き簡易トイレにする、頭からかぶってレインコートの代わりにする、段ボールにかぶせてポリタンクの代用にする、車内避難時の窓の目隠しにする。など、1袋あるだけで色んな用途に使えるので便利です。
コンパクトにたためる手ぬぐいも、包帯や三角巾の代用、タオル、日よけや防寒対策として首に巻くなど、色んな使い方ができるのでおすすめです。
3 ミニサイズを選ぶ
重くかさばりがちな液体のハンドジェルもミニサイズを防災用にしています。他にも、旅行用のコンタクト液や、旅行のミニボトルシャンプー、試供品の化粧水などはコンパクトで軽いので防災用にピッタリです。
4 キャリーバックにまとめる
旅行用のキャリーバックに避難グッズとまとめることで、普段の置き場にも困りません。さらに、道路の状態によってはこのまま持ち出しができるので便利です。
5 種類別パッキング術
リュックの場合は、重心は上の方が安定するので水などの重いモノは上に、トイレットペーパーなどの軽いモノは下に入れます。
キャリーバックの場合は、リュックとは逆で重心は下の方が安定します。重いモノは下に、軽いものは上に入れましょう。
6 置く場所の分散
自宅にメインの非常用キャリーバックを用意していますが、いざ地震などの災害がおきた時にとっさに持って避難できるか不安なので、車にも非常用グッズを置いています。
100円ショップのウォーターボトルに歯ブラシや絆創膏など最低限の非常用グッズを入れておけば職場のロッカーや車の中におけるのでおすすめです。
◆この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを実践中です。
編集/サンキュ!編集部