学生服を着た男女と病院のベッドのイメージイラスト

そのような子どものケガや病気の治療費は、自治体の医療費助成が支えてくれます。
医療費助成は都道府県・市区町村ごとに制度が異なりますが、0歳から一定年齢までの子どもの医療費を自治体が助成してくれる制度です。東京都の場合、国民健康保険や健康保険の自己負担額を助成※してくれます。
(入院時食事療養費標準負担額を除きます。ただし、区市町村によって助成している場合もあります。)

※参照:東京都福祉保健局HP「東京都こども医療ガイド」

では、この医療費助成が終了してしまうとどうなるのでしょうか?
入院の事例で確認してみましょう。

靭帯損傷で5日間入院した場合の費用

(注)一例であり、症状や治療内容により異なります。

医療費助成(入院時食事療養費標準負担額を除く)が適用されるケース

(注)一例であり、自治体によって医療費助成の内容が異なります。

医療費助成(入院時食事療養費標準負担額を除く)が適用されないケース

(注)一例であり、年齢や所得に応じて高額療養費制度の限度額は異なります。

日本では高額療養費制度が適用されるため、医療機関や薬局の窓口で支払った医療費(保険診療分)が、1か月(1日~末日)において上限額を超えたときに、超えた金額が支給されます。詳しくは厚生労働省HPをご確認ください。

医療費助成が終了してしまうと、高額療養費制度が適用されて自己負担額が軽減されても自己負担が大きくなることがあります。
今後、将来に向けた貯蓄をしておきたい時期に、入院などの大きな出費はできる限り避けたいところですし、今まであった医療費助成が急になくなると不安になりますよね。

この記事では、医療費助成が終了したお子さまがいらっしゃる方向けに、どういった備えが必要かを解説します。

子どもの入院リスク

子どもが入院するリスクはどの程度あるのでしょうか?

令和2年厚生労働省の患者調査では、各年齢層の人口10万人あたりでどれだけの人が入院したかを示しています。
以下のとおり、大人ほどリスクは高くないものの、5歳以降は年齢が上がるごとに入院している人口が増え、入院のリスクが高くなっていることが分かります。

入院している男性のイメージイラスト
人口10万人に対する年齢階級別の入院受療率

出典:令和2年(2020) 厚生労働省患者調査

さらに、令和4年に生命保険文化センターが実施した生活保障に関する調査では、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均で20,700円となっています。入院時は、入院準備のための身の回り品の購入や交通費等、治療費以外のお金も意外とかかることがあります。
万が一に備えて、入院費の備えはしておきたいですね。

入院時の1日あたりの自己負担費用

出典:生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査」

医療費助成の代わりの対策はどうする?

今まであった医療費助成の代わりにどのような対策を講じればよいでしょうか?
医療保険を検討してみることも対策の1つとなります。

令和3年に生命保険文化センターが実施した生命保険に関する全国実態調査によると、子ども(未婚で就学前・就学中)の保険加入率は約46.7%と約2人に1人の子どもは保険に加入しています。

生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」

出典:生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」

医療費助成が終了した子どもの入院医療費の負担割合は大人と同じなので、子どもが自分で保険に加入できる年代になるまでの間、医療保険をかけておくと安心ですよね。
また、子どもの場合、入院による収入減等に備える必要はないので、入院一時金などで大きな補償を準備するのではなく、医療費の出費に対して不足なく備えられる医療保険が安心です。

医療費助成が終了した子どもにピッタリな保険

では、どのような医療保険を子どもにかけておくとよいか?と迷われる方も多くいらっしゃるかと思います。
今回は医療費助成が終了し不安な方へ、ピッタリな医療保険をご紹介します。

それが「入院パスポート」です。
この保険はかかった治療費の自己負担分をピタっと補償する実費型補償であるため、医療費助成で補償されていた入院費部分をそのままカバーします。

さらに、1年更新型ですので、お子さまが社会人になるまでの備えに最適です。
加入も解約手続きもスマホで完結するため、手続きが非常に簡単で気軽にお申込みいただけます。
まずはお子さまが社会人になるまでの必要な期間だけ備えてみてはいかがでしょうか?

「入院パスポート」の説明

\入院パスポートについて詳しくはこちら/

※「入院パスポート」は健康生活サポート保険のペットネームです。
※このコラムは概要を説明したものです。詳しい内容については上記リンク先のウェブサイトよりご確認いただくか、取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。

引受保険会社:損害保険ジャパン株式会社
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
<連絡先> https://www.sompo-japan.co.jp/contact/

SJ22-13867(2023.03.22)