車両保険の役割

まず車両保険の役割から、あらためてご紹介します。

車両保険とは、盗難や偶然な事故などによるクルマの修理費や買い替え費用が補償される保険で、自動車保険の基本的な補償のひとつです。

車両保険は、ご契約の自動車の損害に対して、設定した車両保険金額(協定保険金額)を限度に、保険金が支払われます。

車両保険が必要になるケース

車両保険で支払いの対象になるのは、以下のようなケースです(一例)。

・車両同士の事故でクルマが損傷した場合
・単独事故でクルマが損傷した場合
・火災や台風などの災害でクルマが損傷した場合
・飛び石などでガラスにヒビが入った場合
・いたずら、嫌がらせで落書きや傷を付けられた場合 など

契約内容によっては上記ケースについても対象とならない場合がありますが、一般的にはこれらのケースで車両保険による補償を受けられます。

一般とエコノミーの違い

車両保険には、「一般型」と「エコノミー型」の2種類があります。

一般型は補償が受けられる範囲が広く、エコノミー型は補償範囲が限定されるものの保険料が抑えられるようになっています。

基本的には、補償範囲の広い一般型がおすすめですが、最低限の補償内容で保険料を抑えたいという方にはエコノミー型がおすすめです。

新車~60ヶ月未満のクルマにおすすめの特約!

ここからは、損保ジャパンの個人用自動車保険『THE クルマの保険』から、車両保険に追加をおすすめしたい特約についてご紹介します。

まず、新車~60ヶ月(5年)未満の車齢のクルマにおすすめの特約が、「車両新価特約※1」です。

ご契約の自動車が全損※2になった場合、または修理費が新車価格相当額の50%以上となった場合、実際にかかる自動車の再取得費用(車両本体価格+付属品+消費税)または修理費について、新車価格相当額を限度に補償される特約です。

新車価格相当額の半分以上の損害が出るような事故の場合、修復歴車いわゆる事故車扱いになってしまう可能性があります。

修復歴車とは、自動車の骨格(フレーム)が損傷して、骨格を交換または修復した車両を指し、修理で見た目はきれいになったとしても、売却時や下取り時の査定額に大きく影響します。

車両保険では、初度登録からの経過年に応じて車両保険金額は低くなっていくため、同じクルマを新車で買い替えるとした場合、支払われる保険金だけでは買い替え費用がまかないきれないケースが大半です。
車両新価特約があれば、新車に買い替えるための再取得費用が支払われるため、万が一の大きな事故にも備えることができます。

※1 車両新価特約は、車両保険を付帯し、車両保険金額(ご契約期間が1年を超える場合は、最終年度の車両保険金額)が新車価格相当額の50%以上の金額である限りは車齢に関わらず付帯が可能です。
※2 全損とは修理ができない場合、または修理費が車両保険金額以上となる場合をいいます。

初度登録から60ヶ月以上のクルマにおすすめの特約!

初度登録から60ヶ月(5年)以上の車齢のクルマにおすすめの特約が、損保ジャパンの「故障運搬時車両損害特約」です。

車齢が60ヶ月を超え、走行距離が延びてくると、どのクルマでも心配になるのが故障です。車両保険は、あくまでも事故による損害を補償する保険のため、故障の修理費用は対象外となっています。

新車購入直後であれば、故障が起きてもメーカーの責任として無料で修理対応してくれるケースもありますが、多くのクルマは5年でメーカー保証が終了します。
メーカー保証が終了後は、故障内容にもよりますが、走行不能といった大きな故障だった場合は思いもよらない修理費を請求されることも。

故障運搬時車両損害特約は、ご契約の自動車が故障により走行不能となり、レッカーけん引された場合に、ご契約の自動車の故障損害に対して、車両保険金額または100万円のいずれか低い額を限度に保険金をお支払いする特約です。

支払われる保険金は、修理しなくても受け取ることができるため、クルマを買い替える際の頭金として利用することも可能です。
メーカー保証が終了する60ヶ月を経過したら、お守りとして付けておきたい安心特約となっています。

※ご契約の自動車をレッカーけん引することについて、損保ジャパンに事前連絡した場合に限ります。損保ジャパンへの事前連絡に、取扱代理店への連絡は含みません。

安心の特約も付けられる自動車保険は『THE クルマの保険』(個人用自動車保険)

今回はクルマの車齢に応じたおすすめの車両保険の特約をご紹介しました。
車両保険のみでも万が一の事故に備えられますが、より安心感を求める方はぜひ安心の特約も付けてみてはいかがでしょうか。
損保ジャパンの個人用自動車保険『THE クルマの保険』であれば、ご紹介した2つの特約はもちろん、様々なオプション特約を用意し、お客さまのニーズに合ったプランをご提案します。

※本コラムでご案内した商品に関する内容は概要を説明したものです。詳しい内容についてはリンク先のウェブサイトよりご確認いただくか、取扱代理店または損保ジャパンまでお問い合わせください。

SJ22-15294(2023.02.03)
引受保険会社:損害保険ジャパン株式会社
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
お問い合わせ:https://www.sompo-japan.co.jp/contact/

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