洗車は朝からがベスト、服装は動き易く柔らかい物を選びましょう。 遅く起きた天気の良い日曜日「さあ、久しぶりに洗車でもするか!」となる気持ち、良くわかります。しかしちょっと待ってください。洗車にも向いた時間があるのです。屋根付きの駐車など恵まれた環境ならこの限りではないのですが、直射日光の当たるところでの洗車はボディ表面が高温になるため良い事がありません。特に夏場は水を掛けても端から乾いて行きシャンプーがシミになり易いですし、ワックス掛けも高温のボディはムラができやすく禁物なのです。
夏場の本格洗車は晴れた日か薄曇りくらいの午前中、なるべく早くから始めましょう。丁寧にやると時間もかかるので、3時間は見ておきます。したがって7時か8時くらいに始めるのが良いでしょう。春や秋でも日差しがあれば日中のボディ温度はかなり上がります。涼しくなった夕方からだと、途中で暗くなって拭き残しが分からなく場合もあります。それに洗車はかなり体力を使うもの。やはり気力の充実した朝から始めるのがベストです。
服装にも気をつけましょう。ジーンズはジッパーやリベットがあり、これがボディにキズをつける可能性があるのでお勧めできません。動き易く柔らかいスウェットの上下などがベストでしょう。もちろん腕時計なども外して。履物は暖かい時期なら濡れてもよいビーチサンダル、冬場はゴム長靴がベストだと思います。
石川芳雄