第24弾 「県の鳥 パート2」登場カード一覧
2022年11月15日12時00分~2022年12月27日9時59分
地域・カード | 説明文 |
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北海道 |
北海道のシンボルの鳥は「タンチョウ」です。 道民投票で、昭和39年9月1日に指定されました。 頭頂部が赤いのが特徴で、純白で優雅な姿が美しいタンチョウは、国の特別天然記念物として保護されています。 主な生息地である釧路湿原は、日本で最初にラムサール条約湿地に登録されました。 |
青森 |
青森県のシンボルの鳥は「白鳥」です。 北国に冬を告げる鳥として親しまれ、昭和39年に県民鳥として制定されました。 東津軽郡平内町の浅所海岸は、毎年10月中旬頃にシベリアから多くのハクチョウが飛来する場所として知られ「小湊のハクチョウおよびその渡来地」として、国の特別天然記念物に指定されています。 |
岩手 |
岩手県のシンボルの鳥は「キジ」です。 県内全域に生息しており、県民公募により、昭和39年5月10日に県の鳥に指定されました。 オスは顔が赤く胸部は光沢のある深い緑色で、体全体が色鮮やかであるのに対し、メスは体一面に黒や焦げ茶色のまだら模様があるのが特徴です。勇壮で愛情こまやかな習性があるといわれています。 |
宮城 | 宮城県のシンボルの鳥は「ガン」です。 翼を広げると1.4mほどになる大型の水鳥で、昭和40年7月30日に県鳥として指定されました。 ラムサール条約湿地に登録されている「伊豆沼・内沼」「蕪栗沼・周辺水田」「化女沼」の3つは「ラムサールトライアングル」と呼ばれ、多くのガンの越冬地となっています。 |
秋田 | 秋田県のシンボルの鳥は「やまどり」です。 県民公募により、昭和39年に県の鳥に制定されました。 日本固有種のキジ科の鳥で、主に県内内陸部の山地に生息しています。 秋田名物の「きりたんぽ鍋」は、つぶしたご飯を棒に刺して焼いて食べていたものを、マタギが山で獲物としたヤマドリなどと一緒に煮たのが始まりといわれています。 |
山形 | 山形県のシンボルの鳥は「オシドリ」です。 県民投票で選ばれ、県の獣「カモシカ」とともに、昭和57年3月31日に制定されました。 派手な色の羽毛をもつオスと、色彩の地味なメスが一緒にいる姿が多く見られるため、仲の良いことをさす「おしどり夫婦」の由来となっています。県内では渓谷や渓流に生息しています。 |
福島 | 福島県のシンボルの鳥は「キビタキ」です。 県民投票により、昭和40年5月10日に県の鳥に選定されました。 キビタキは、毎年4月から10月にかけて渡来する美しい渡り鳥で、うっそうとした落葉広葉樹林に好んで生息し、害虫を食べて森を守っています。 オスはオレンジと黒の華やかな色あいで、明るく美しい声で鳴きます。 |
茨城 | 茨城県のシンボルの鳥は「ヒバリ」です。 野鳥の保護と繁殖を図ることを目的として愛鳥週間に県が公募し、昭和40年11月3日に県の鳥に指定されました。 ヒバリが空高く舞い上がって鳴く様子は、のどかな中にも力強さがあり、麦作がさかんな茨城の環境に調和しているとして、県民から親しまれています。 |
栃木 | 栃木県のシンボルの鳥は「オオルリ」です。 毎年5月頃に渡来する夏鳥で、昭和39年に県鳥として制定されました。 10月の初め頃まで、日光や塩原、那須などの渓谷で、その姿を見ることができます。 オスは濃い瑠璃色が鮮やかで、さえずりも美しく、ウグイス、コマドリとともに「日本三大鳴鳥」の一つに数えられています。 |
群馬 | 群馬県のシンボルの鳥は「ヤマドリ」です。 指定基準の「優雅にして気稟を備えた鳥」「県内に永久的に生息可能な鳥」などを満たすとして、昭和38年4月に県の鳥に指定されました。 日本固有種のキジ科の鳥で、県内では広範囲に生息しています。 キジに似ていますが、キジよりも一回り大きく、オスは尾羽がとても長いのが特徴です。 |
埼玉 | 埼玉県のシンボルの鳥は「シラコバト」です。 昭和31年に「越ヶ谷のシラコバト」として国の天然記念物に、昭和40年11月3日に県民の鳥として指定されました。 ハト科に属し、シラバトやノバトとも呼ばれ、首に黒い横線が走っているのが特徴です 国内では、主に埼玉県の東部地域を中心に生息しています。 |
千葉 | 千葉県のシンボルの鳥は「ホオジロ」です。 県内に生息し、最も親しまれている鳥として、昭和40年5月10日に県民鳥として指定されました。 スズメと似ていますが、スズメは喉元が黒色なのに対し、ホオジロは白色です。また、ホオジロのオスはその名の通り、頬に白い斑点があります。見晴らしの良い場所で、「チチッチチッ」と短く続けて鳴きます。 |
東京 | 東京都のシンボルの鳥は「ユリカモメ」です。 昭和40年10月1日に都民の鳥に指定されました。 羽は白く、くちばしと脚が朱色をした小型のカモメで、古来より「都鳥(みやこどり)」と呼ばれ、詩歌や絵画の題材として親しまれてきました。 10月から11月にかけて渡来し、4月頃まで東京湾、隅田川、多摩川などで見られます。 |
神奈川 | 神奈川県のシンボルの鳥は「かもめ」です。 県民に親しまれ、国際的にもなじみがあることから、昭和40年5月に県の鳥として選ばれました。 横浜港をはじめ、県内のほとんどの海岸で見ることができます。昭和12年に発表された童謡「カモメの水兵さん」は、横浜港のカモメを題材に作詞されたといわれています。 |
新潟 | 新潟県のシンボルの鳥は「朱鷺(トキ)」です。 国の特別天然記念物で、昭和40年9月13日に県の鳥に指定されました。 学名「ニッポニア・ニッポン」と呼ばれ、かつては日本各地で見られましたが、2003年に日本産のトキは絶滅しました。 佐渡島では、中国から贈られた2羽のトキの人工繁殖を成功させ、放鳥や自然繁殖の取り組みを行っています。 |
富山 | 富山県のシンボルの鳥は「ライチョウ」です。 国の特別天然記念物で、昭和36年11月3日に県鳥として制定されました。 日本アルプスの高山帯で見られる代表的な鳥で、県民が仰ぎ親しんできた立山に多く生息しているため、「立山神の使い」と呼ばれ愛されてきました。 季節によって羽の色が変わり、冬は真っ白な羽色になります。 |
石川 | 石川県のシンボルの鳥は「イヌワシ」です。 国の天然記念物で、昭和40年1月1日に県鳥として制定されました。 県内では白山連峰などに生息する日本最大級のワシで、全身はほぼ黒褐色、翼を広げると約2mにもなります。英語ではゴールデン・イーグルと呼ばれ、勇猛果敢な性格です。 |
福井 | 福井県のシンボルの鳥は「つぐみ」です。 昭和42年12月に県の鳥に制定されました。 毎年秋の終わり頃になるとシベリアから大群で渡ってくる冬鳥で、厳しい冬を県民と共に過ごします。田畑や河原などの開けた土地で、群れを解いて生息し、庭先の熟した柿や木の実を食べに来ることもあります。 |
山梨 | 山梨県のシンボルの鳥は「ウグイス」です。 昭和39年6月に県の鳥として制定されました。 他の鳥のひなを育てるというやさしい習慣が、「明朗と慈愛」を表すといわれています。 里にも奥山にも生息しており、春を告げる鳥として、昔から県民に愛され親しまれています。 |
長野 | 長野県のシンボルの鳥は「らいちょう」です。 県の木、花、獣と共に昭和41年に県鳥として制定されました。 氷河期に大陸から日本に渡ってきたとされる国の特別天然記念物で、北アルプスや南アルプスなど、ハイマツが群生する高さ2,400m以上の岩石地帯に生息します。 |
岐阜 | 岐阜県のシンボルの鳥は「ライチョウ」です。 国の特別天然記念物で、県民投票により、昭和40年5月10日に県鳥として制定されました。 日本アルプスのうちでも2,400m以上の高い山に住み、厳しい自然の中で敵から身を守るため、羽の色が春から夏は黒っぽく、秋は岩に近い灰色、冬は雪のような白い色に変わります。 |
静岡 | 静岡県のシンボルの鳥は「サンコウチョウ」です。 昭和39年10月2日に県の鳥に制定されました。 4月下旬頃に渡来し、富士山麓周辺に生息します。鳴き声が「月(つき)、日(ひ)、星(ほし)ホイホイホイ」と聞こえることから、「三つの光の鳥」として「三光鳥(サンコウチョウ)」の名がつきました。目のまわりとくちばしが美しいコバルト色をしています。 |
愛知 | 愛知県のシンボルの鳥は「コノハズク」です。 県民投票により、昭和40年に県の鳥に選定されました。 コノハズクはフクロウ科の渡り鳥で、初夏に日本へやってきます。 「ブッポウソウ」と聞こえる鳴き声をしており、かつてはブッポウソウという名の鳥の鳴き声だと思われていたため、「声のブッポウソウ(仏法僧)」の呼び名があります。 |
三重 | 三重県のシンボルの鳥は「シロチドリ」です。 昭和47年6月20日に県の鳥に指定されました。 シロチドリは、春夏はペアで、秋は群れをなして行動する鳥で、その姿は古くから詩歌に詠まれ、「浜千鳥」の名でも親しまれています。 海岸の砂浜や河口の干潟などに生息し、県内の吉崎海岸などで見られますが、近年は数が減少しています。 |
滋賀 | 滋賀県のシンボルの鳥は「かいつぶり」です。 県民投票により、昭和40年7月に県の鳥に決定されました。 琵琶湖に生息する代表的な水鳥で、ヨシ原に水草を積み重ねて浮巣をつくります。別名を「鳰(にお)」といい、平安時代の文学作品などで琵琶湖は「鳰海(におのうみ)」と呼ばれていました。 |
京都 | 京都府のシンボルの鳥は「オオミズナギドリ」です。 昭和40年5月10日に府の鳥に制定されました。海鳥ですが、木の上で過ごす特徴があります。 2月頃に舞鶴市の若狭湾内にある無人島「冠島」へ繁殖のため飛来し、11月頃に島を離れます。冠島は、オオミズナギドリの繁殖地として、島全体が天然記念物に指定されています。 |
大阪 | 大阪府のシンボルの鳥は「もず」です。 「百舌」とも書き、その名の通り、さまざまな鳥の鳴き声を真似てさえずります。 堺市にある地名「百舌鳥」は、日本書紀に「仁徳天皇陵築造の際、倒れた鹿の耳からモズが飛び立ったことから、その地を百舌鳥耳原とした」と記されているのが由来とされています。 |
兵庫 | 兵庫県のシンボルの鳥は「コウノトリ」です。 国の特別天然記念物で、昭和40年に県鳥として指定されました。 日本では一度絶滅しましたが、最後の生息地だった豊岡市ではコウノトリの保護に向けた取り組みが行われ、人工繁殖だけでなく、野生でコウノトリが暮らせる環境づくりなどの活動もさかんです。 |
奈良 | 奈良県のシンボルの鳥は「コマドリ」です。 県民投票で選ばれ、昭和41年6月に県の鳥に制定されました。 夏になると日本へやってくる渡り鳥で、「ヒンカララ…」という鳴き声が馬(駒)のいななきに似ており、コマドリという名の由来とされています。さえずりが美しく、ウグイスやオオルリと並ぶ「日本三鳴鳥」の一つです。 |
和歌山 | 和歌山県のシンボルの鳥は「めじろ」です。 県民投票で選ばれ、昭和40年12月16日に県の鳥に制定されました。 鮮やかな黄緑色の小鳥で、その名の通り、目のまわりに白いふちどりがあります。 花の蜜を好み、春先によく姿を見せることから、春を知らせる鳥として古くから親しまれてきました。 |
鳥取 | 鳥取県のシンボルの鳥は「おしどり」です。 昭和39年に県鳥として選定されました。 県内でよく見られる水鳥で、つがいでいることが多く、夫婦仲が良い象徴として知られています。 県内の日野川には秋から春先にかけて飛来し、多いときには1000羽以上ものオシドリたちを間近に見ることができます。 |
島根 | 島根県のシンボルの鳥は「ハクチョウ」です。 越冬のため県に飛来するオオハクチョウとコハクチョウを総称して「ハクチョウ」とし、平成12年に県の鳥に制定されました。 全身が白く、黄色と黒のくちばしが特徴的な冬鳥で、「出雲風土記」にもその名が見られ、古くからこの土地に渡来していたことがわかっています。 |
岡山 | 岡山県のシンボルの鳥は「きじ」です。 県民投票により、平成6年に県民の鳥として制定されました。 「桃太郎伝説」にも登場する鳥として、県民に古くから親しまれています。 日本の国鳥でもあり、長い尾をもつ姿は県内の草原や田畑などで見られます。顔が赤いのは繁殖期のオスで、メスは茶褐色をしています。 |
広島 | 広島県のシンボルの鳥は「アビ」です。 昭和39年7月13日に、県の鳥に制定されました。 アビは、冬になると日本へやって来て越冬する渡り鳥です。 呉市の豊島周辺は、毎年2月から4~5月にかけてアビが渡来し、「アビ渡来群游海面(ぐんゆうかいめん)」として、国の天然記念物に指定されています。 |
山口 | 山口県のシンボルの鳥は「ナベヅル」です。 国の特別天然記念物で、昭和39年に県鳥として制定されました。 冬にシベリアから周南市八代へやってくる渡り鳥です。 羽を広げると180cmほどになり、首から上だけが白く、全体的に灰黒色をしているのが特徴です。鍋の底の墨色のようであることから、「鍋鶴」と名付けられたといわれています。 |
徳島 | 徳島県のシンボルの鳥は「しらさぎ」です。 昭和40年10月1日に県の鳥に指定されました。 全身が白いサギ科の鳥を総称してシラサギと呼び、その純白で美しい姿は、平和のシンボルとして親しまれてきました。 県内の湿地や水辺にある森林、竹やぶなどに生息しています。 |
香川 | 香川県のシンボルの鳥は「ホトトギス」です。 昭和41年5月10日に県民鳥として指定されました。 夏に訪れるカッコウ科の渡り鳥で、古くから歌や詩に詠まれ、親しまれてきました。「時鳥」「子規」「不如帰」「杜鵑」など、たくさんの漢字表記があります。 特に毛虫を好んで食べる特性があることが知られています。 |
愛媛 | 愛媛県のシンボルの鳥は「コマドリ」です。 昭和45年5月10日に、県の鳥に制定されました。 鮮やかなオレンジの頭が特徴で、「ヒンカラカラ」という美しい鳴き声が馬(駒)のいななきに似ているため、コマドリと名付けられたといわれています。 日本百名山の一つである、石鎚山系で多く見られます。 |
高知 | 高知県のシンボルの鳥は「ヤイロチョウ」です。 昭和39年5月10日に県鳥として制定されました。 毎年5月頃に県西部に渡来する鳥で、人里離れた広葉樹林の深山に生息しています。 コバルト、緑、黒、黄色などさまざまな色の羽毛に彩られている美しい姿から「八色鳥」と名付けられました。 |
福岡 | 福岡県の鳥は「うぐいす」です。 昭和39年7月3日に県の鳥に制定されました。 県の花が「うめ」であることから、県民投票の半数以上によって、うぐいすが選ばれました。「梅に鶯」は、美しく調和するものや、仲が良いことのたとえに使われる言葉です。 「ホーッホケキョ」というさえずりが特徴的で、よく知られています。 |
佐賀 | 佐賀県のシンボルの鳥は「カササギ」です。 昭和40年5月に県鳥として制定されました。 「カチカチ」という鳴き声から「カチガラス」とも呼ばれ、白と黒のツートンカラーが特徴的な鳥です。 日本では佐賀平野を中心とする地域に生息しており、大正12年には生息地を定めた国の天然記念物に指定されています。 |
長崎 | 長崎県のシンボルの鳥は「オシドリ」です。 昭和41年4月15日に県民鳥として制定されました。 オシドリは、秋から冬になると山間の渓流地帯に帰ってくる渡り鳥です。 色彩豊かで美しい羽をもつオスと、茶色い羽のメスが一緒に泳いでいる姿から、仲の良い愛情豊かなイメージで親しまれています。 |
熊本 | 熊本県のシンボルの鳥は「ヒバリ」です。 昭和41年10月に県鳥として制定されました。 県内の草原や耕地などによく姿を見せ、空に高く舞い上がって「ピーチュクリーチュル」などと鳴く姿が見られます。 体の大きさは17cmほどで、頭には小さな冠羽があり、オスメスともに茶褐色をしています。 |
大分 | 大分県のシンボルの鳥は「メジロ」です。 昭和41年2月1日に県鳥として制定されました。 小さな草色の鳥で、目のまわりが白くなっているのが特徴です。 全国的に生息していますが、大分県のメジロは色彩が美しく、よくさえずるとして、「豊後メジロ」と呼ばれ親しまれています。 |
宮崎 | 宮崎県のシンボルの鳥は「コシジロヤマドリ」です。 昭和38年の置県80年を記念して県民投票で選ばれ、昭和39年12月22日に県の鳥に制定されました。 九州南部に生息するヤマドリの仲間で、県内では主に霧島山系などに住んでいます。キジに似た褐色の鳥で、オスは腰の部分が白く、長い尾が特徴です。 |
鹿児島 | 鹿児島県のシンボルの鳥は「ルリカケス」です。 国の天然記念物で、昭和40年に県鳥として制定されました。 奄美大島、加計呂麻島(かけろまじま)などに生息するとされるカラス科の鳥で、美しい瑠璃色の羽毛が特徴です。 乱獲や森林の伐採などにより生息数が激減しましたが、現在は生息地を保護する対策が行われています。 |
沖縄 | 沖縄県のシンボルの鳥は「ノグチゲラ」です。 昭和47年10月26日に県鳥として制定されました。 30cmほどの大きさで、樹木の幹に巣穴を掘って子育てをするキツツキ科の鳥です。 沖縄島の北部だけに生息し、世界に類似したものがないとされる珍しい鳥で、国の特別天然記念物と絶滅危惧種に指定されています。 |