著者
メンタリストDaiGo (めんたりすとだいご)
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する、日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサルタント、遺伝子解析企業の顧問、大学の特任教授なども務めている。
著書は、『人を操る禁断の文章術』『自分を操る超集中力』(以上、かんき出版)、『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。』(ダイヤモンド社)、『「好き」を「お金」に変える心理学』『ワンコイン心理術』(以上、PHP研究所)ほか多数。著書累計で250万部を超える。
【要点1】
失敗するたびに「自分はダメな人間だ」と考えていると、いつしかその思考が常態化して「フュージョン」(fusion=融合、統合)が起き、「自分はダメな人間だ」という刷りこみが起きてしまう。
【要点2】
自分の思いこみと現実を切り離す「脱フュージョン」を起こすためには、自分の行動や心理を変える「ワンフレーズ」が効果的だ。
【要点3】
人間関係、片付け、ダイエットなど、その場面ごとに有効なワンフレーズがある。これらを利用して、自分に変化をもたらそう。
レビュー
「自分を変えたい」と思っていても、それを実現するのは容易ではない。しかし著者メンタリストDaiGo氏によれば、「ワンフレーズ」を意識して唱えるだけで、行動や心理に大きな変化をもたらすことができるという。
DaiGo氏のいう「ワンフレーズ」とは、自分のコンプレックスやマイナス思考を変える「呪文」のようなものだ。たとえばなにか失敗するたびに「自分はダメな人間だ」と考えると、その思考は常態化し、「フュージョン」(fusion=融合、統合)という現象が起きてしまうといわれている。自分はダメな人間だと刷りこむことで、思いこみと現実が一体化してしまうのだ。
この一体化したイメージと現実を切り離し、言葉で考え方や行動を変えようとするのが、いま心理学の分野で注目されている「脱フュージョン」である。本書では人間関係、片付け、ダイエットなど、さまざまな場面に効果的なワンフレーズが多数掲載されている。行動に移す際のちょっとしたテクニックも掲載されており、じつに「使いやすい」一冊だ。ぜひ日常のあらゆる場面で、本書のワンフレーズやテクニックを使ってみていただきたい。その効果に驚かされるだろう。
気軽にはじめられるからこそ、ちょっとしたワンフレーズのもつ効果は計りしれない。自分を変えたいと感じているのならば、まずはこの一冊だ。
メンタリストDaiGo (めんたりすとだいご)
人の心を読み、操る技術“メンタリズム”を駆使する、日本唯一のメンタリスト。テレビ番組への出演多数。外資系企業の研修やコンサルタント、遺伝子解析企業の顧問、大学の特任教授なども務めている。
著書は、『人を操る禁断の文章術』『自分を操る超集中力』(以上、かんき出版)、『一瞬でYESを引き出す 心理戦略。』(ダイヤモンド社)、『「好き」を「お金」に変える心理学』『ワンコイン心理術』(以上、PHP研究所)ほか多数。著書累計で250万部を超える。
シェアする