冬キャンプで覚えておきたい、便利なワザをここで伝授!どれも特別な道具や準備も必要なく、手軽に実践できるものばかりです。快適に冬キャンプを楽しむために、ぜひチェックしてみましょう。

TIPS 01 焚き火にあたるときはウールのブランケットを活用

焚き火台とキャンプチェアとブランケットのイラスト

冬キャンプの大きな楽しみのひとつが焚き火。しかし、舞い上がる火の粉にはご注意を。化繊のウエアは火の粉ですぐに穴が空いてしまうので、ウールやコットンのブランケット、アウターなどを活用しましょう。火の粉が当たっても焼けにくく、事故の危険性も下がります。

TIPS 02 マットを数枚重ねて底冷えを防ぐ

マットを重ねているイラスト

テントで自分が寝るマットを2枚、もしくはそれ以上重ねれば、地面から伝わってくる冷気を大幅にシャットダウンすることができます。テント内に厚手のテントマットなどを敷いておけばさらに効果大。マットは結露で濡れにくい素材のものを選ぶようにしましょう。

TIPS 03 ペットボトルを湯たんぽにする

ペットボトルにお湯を入れ、厚手のソックスをかぶせたイラスト

まず、ホット用の小さいペットボトルに熱湯を入れます。このときやけどにはご注意を。次にペットボトルにまだ使っていない厚手のソックスをかぶせます。ふたつ作って、ひとつは服の中、もうひとつは寝る30分くらい前に寝袋の中に入れておけば、寝袋がポカポカして気持ちよく眠れます。

TIPS 04 寝る前に足湯で足を温める

足湯で足を温めているイラスト

冬場はどうしても足がかじかんでしまうもの。そのままだと眠れなかったりすることもあります。そんなときは寝る前の足湯が効果的。バケツなど水を貯めておけるものにお湯を張り、寝る直前に足を浸けてポカポカにします。終わったら足の水気はすぐに拭くようにしましょう。

TIPS 05 テント設営時は真ん中が高めになるように雪を固める

雪を真ん中に固めているイラスト

快適なテント泊のためには地面の雪をしっかりとならすことが大事。そのとき、テントの真ん中にあたる部分が少し高くなるよう雪を固めておきましょう。じつは寝ているときに雪は体温で少しずつ解けていくため、全体を平らにならすと自分が寝ている部分がへこんで、埋もれてしまうことがあります。

TIPS 06 お手軽四変化ナベ 極うまキャンプ料理を味わう

鍋料理をコンソメやトマト缶、カレールウなどで味変しているイラスト

寒いなか毎食イチから料理を作るのは大変。ということで、味を変えながらの4回楽しめるナベ料理を伝授します。はじめはコンソメや出汁ベース、次はトマト缶を投入して洋風、または味噌で和風に、その次はカレールウを入れてカレー味に、最後にごはん、チーズ、その前に作ったカレー、チーズを2回重ね、カレードリアに。ぜひ試してみてください。

TIPS 07 火力バッチリなガソリン燃料の活用

ガソリンバーナーで調理しているイラスト

手軽さが人気のガスバーナー。ですが寒い時期には火力がどうしても下がってしまいます。冬場に活躍するのはガソリンバーナー。外気が低くても強い火力が得られ、長い時間煮込むスープやナベ料理もストレスなく作れます。ただしテント内では火気厳禁です。

冬キャンプお役立ちアイテム

保温ポットとミニほうき、冬用ゴム手袋のイラスト

保温ポット
毎回沸かさなくてもお湯が使える、冬キャンプの救世主です。朝の洗顔や歯磨きなどのシーンでも活躍します。

ミニほうき
ウエアに付着した雪を払うために使用します。手で払うとウエアの濡れにつながりやすいので、こちらが便利です。

冬用ゴム手袋
雪に触れても手が濡れず、内側にボアがあって保温力もあります。ホームセンターなどで安価で買えます。

冬キャンプ持ち物リスト

イラスト◎越井 隆
監修◎長谷部雅一

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