焚き火マイスター・猪野正哉さん、おすすめの焚き火台7選
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【ソロ、デュオ】ミニマリストにピッタリ|UCO/フラットパックグリルS
かさばりがちな焚き火台が多いなか、収納サイズが厚さ3cmほどと極薄。コンパクトな荷物でキャンプを楽しむ人なら、バックパックの背面やトートバッグに入れることで持ち運びが楽なうえ、組み立てもわずか30秒ほどでできてしまいます。
一見、華奢な脚ではありますが、薪をくべていくほどにその重さで安定感が増していきます。付属の金網は充分な調理面積があるので、ストレスなく食材を焼くことも可能です。
UCO/フラットパックグリルS
¥5,940
サイズ:24.1×17.8×20.3㎝
収納サイズ:27×18×3cm
重量:832g
【ソロ、デュオ、ファミリー】人目を引きつけるデザイン|ムラコ/サテライトファイヤーベース
両端の大きなボルトを緩めるとアームとレッグが開き、閉めることでロックされるなどギミック満載。それに加え、火床はカラビナで引っかけるなどの遊び心がキャンパーの心をくすぐります。
燃焼効率が良いとされているメッシュの火床は炭が溜まらず、きちんと燃えきって灰になります。高機能だが地面に影響を与えてしまうので、必ず焚き火シートで保護して使用を。収納サイズも折りたたみ傘よりひと回り大きい程度なので、バックパックのサイドポケットに入れることができます。
ムラコ/サテライトファイヤーベース
¥22,000
サイズ:45×42×25cm
重量:1790g
【ソロ、デュオ、ファミリー】シンプルな作りほど飽きがこない|エイアンドエフ/ファイヤースタンド
側面に高さがあるため薪を縦に組みやすく、そうすることで空気の流れが良くなり、煙突効果と相まってキレイな炎が立ち上がります。10インチ以下のダッチオーブンならステンレス棒の五徳でしっかりと支えることも可能。置いた状態でも側面にV字に溝が切り込まれているので、そこから薪を投入できます。ベースプレートに灰が溜まるので、灰の処理が簡単です。
エイアンドエフ/ファイヤースタンド
¥20,680
サイズ:28.5×29.5×22cm
収納サイズ:31×31×3cm
重量:4.9kg
【ソロ、デュオ】ありそうでなかった円柱状タイプ|サイラス9/フレームインザウィンド
海辺などでの強い風に対応できるよう、外筒と内筒の2層構造に。外筒を回転させれば風防になり、風向きに合わせてシャットアウトすることが可能です。
外筒の開口部を自身のほうに向ければ、より効果的に暖をとることも。また開口部をフラットにすれば、五徳や鉄フライパンが置け、直火調理も可能になります。少人数向けで、タフな環境でも心強い設計です。
サイラス9/フレームインザウィンド
¥39,800
サイズ:250×68×168㎝
重量:5㎏
【デュオ、ファミリー】焚き火台選びのスタンダードは二次燃焼へ|トウキョウクラフト ブレイズボックス
近年発売されている焚き火台では、高効率な二次燃焼タイプが増えてきました。なかでも、これは豪快に燃えるだけでなく、灰の処理や組み立て方などが緻密に考えられています。
5つのパーツからなり、すべてをスタッキング収納できることでコンパクト化を実現。また、六角形の形状にすることで、薪をくべる際に自然と空間が生まれ、より燃焼効率が上がるようになっています。
トウキョウクラフト/ブレイズボックス
¥21,900
サイズ:約33cm×47cm×30.5cm
収納サイズ:約33cm×47cm×12cm
重量:約10.1kg
【ファミリー、グループ】焚き火と調理が同時にできる|ファイヤーサイドアウトドア/ポップアップピット
メッシュの火床が60cm四方と、かなり大型の焚き火台。薪の組み方の自由度が高く、直火感覚を楽しめます。また広い火床ならではの特徴として、片面で薪を燃やして焚き火を楽しみ、もう片方でオプションのBBQグリルを使って炭火調理ができてしまうことが挙げられます。これに加え、焼きあがった食材を火床内で逃がしての保温も可能。ヒートシールドが標準装備されているので自然にも配慮されています。
ファイヤーサイドアウトドア/ポップアップピット
¥15,400
サイズ:62 × 62 × 39 cm
収納サイズ:68.5 × 13 × 13 cm
重量:3.6 kg
【グループ】キングオブ焚き火台|ソロストーブ ユーコン
市販されている焚き火台のなかでは最大級で、煙を少なくする二次燃焼システムの代名詞的な存在です。
ジャパンメイドの焚き火台はグリル兼用のものが多いですが、アメリカ発ならではの“暖をとることに特化”したモデルに。初心者でも扱いやすく、手間をかけなくても太い薪がガンガン燃えてくれます。燃えさしも失くなるので、メンテナンスが楽なのもうれしいポイントです。
ソロストーブ/ユーコン
¥77,000
サイズ:約50.5×68.5cm
重量:20㎏
プロフィール
猪野正哉/焚き火マイスター
日本で唯一の肩書を武器に、焚き火絡みの執筆や講師、監修だけで生計を立てている稀有な仕事をしている。キャンプや登山も人並み以上の経験があり、ちょっとは語れる。著書に『焚き火の本』『焚き火と道具』(ともに山と渓谷社)がある。
※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。ご購入の前に最新の情報をご確認ください。