【車種別】クルマ旅好きに聞く!車中泊スタイル|軽トラキャンピングカー編
軽トラキャンピングカーで旅を楽しんでいるのは……
フリーランスライター中島英摩。15年ほど前にキャンプからアウトドアの楽しみを知り、現在ではスポーツ・アウトドアの取材・執筆を行なっている。自然と旅が好きで、長野県松本市の自宅と軽トラキャンピングカーの多拠点生活を送っている。愛車はダイハツ・ハイゼットトラック・ジャンボエクストラ4WDにトラベルハウス(株式会社自遊空間)を載せたキャンピングカー仕様。断熱材でできた壁面、3箇所の窓、ソーラー発電&バッテリーでどこにでも行ける。最近のキャンプはカーサイドシェルターを使用している。
お手製の伸縮式ベンチベッドでまるで寝室のような空間に
箱型のキャンピングカーはカスタムが自由自在。チェア&ベッド、折り畳み式テーブルをDIY。荷物はスッキリ収納し、スペースをしっかり空けておくようにしています。
幅が変えられるDIYのベンチベッドを最大まで広げれば、シングルベッドくらいのサイズに。そこへウレタンフォームをカットしたマット、ブランケットをセッティングします。まくらはお気に入りのカバーをかけたクッション。寝具はアウトドアメーカーの本格的な登山用寝袋を使用。完全にフラットになるため、もはや寝室とおなじ。寒い日には寝袋の中に湯たんぽを入れることもあります。仮眠と思って横になると、寝心地が良すぎてついつい寝すぎてしまうこともあるほど。これだけでも充分に暖かいのですが、じつは業務用冷暖房を積んでいるので、オートキャンプ場の電源サイトやRVパークで外部の電源につなげば、暖房でぬくぬくすごすことができます。
木材を交互に組んで作った伸縮式のベッド。日中はベンチ、夜はベッドに早変わり。下部には荷物を収納可能。苦労して作った甲斐があって、寝心地と使い勝手は抜群です。
車中泊の夜は食事をするときも車の中ですごすことが多く、窓側に付けた折り畳み式のテーブルが大活躍。車内の小さな空間で鍋などのご馳走を煮炊きすれば、体も車内もぽかぽか。
写真◎五味貴志
文◎中島英摩