ミニスキレットで作る!日々の暮らしにも取り入れたくなるキャンプの朝食
オートミールの中華粥
ごはんは炊かずに、さっぱりとした朝食を食べたい。そんなときにおすすめなのが、沸かしたお湯に混ぜるだけで完成する、オートミールを使った中華粥。味のアクセントとなる具材は、お好みで自由にアレンジすることができます!
材料(ミニスキレットひとつ分)
オートミール(乾燥)…… 30g
水…… 150ml
塩…… 少々
顆粒だし…… 小さじ1
鶏ガラスープの素…… 小さじ1
ニンニク(すりおろし)…… 小さじ1/2
ショウガ(すりおろし)…… 小さじ1
ゴマ油…… 少々
高菜…… 適量
青ネギ……適量
糸唐辛子…… 適量
作り方
①スキレットで水を沸騰させる。
②塩、顆粒だし、ニンニク、ショウガ、鶏ガラスープの素を入れ、最後にゴマ油を入れる。
③オートミールを入れ、トロミがつくまでかき混ぜる。
④高菜と青ネギ、糸唐辛子を添えてできあがり。お好みでサラダチキンなどを追加しても◎。
ヘルシーなのに満腹感も味わえる!
食物繊維や植物性たんぱく質、カルシウム、鉄分などの栄養素がたっぷりと含まれているオートミール。お米よりも軽く、山ごはん食材としても活躍すること間違いなしです。
とろとろチーズのミニピザトースト
フタが閉まるギリギリまで、たっぷりと具材をのせてOKのピザトースト。気軽に作れて、片手で食べられるため、片付け前の朝ごはんにぴったりです。トッピングは、カットした中から好きな食材を選んで作っても楽しめます!
材料(ミニスキレットひとつ分)
フランスパン (バタール)…… 厚さ3cm(スライス1枚)
タマネギ…… 1/6個
ホワイトマッシュルーム…… 1個
ブラックオリーブ…… 適量
ゆでタマゴ…… 1/2個
ピーマン…… 1/2個
ベーコン…… 1枚
ピザソース…… 大さじ1
ピザ用チーズ…… 適量
粗挽き黒コショウ…… 少々
オリーブ油……小さじ1
作り方
①タマネギはスライス、ピーマンは細切り、マッシュルームとブラックオリーブは薄切りにする。ゆでタマゴは輪切りに、ベーコンは1㎝幅に切る。
②スキレットにクッキングシートを敷いてパンをのせ、ピザソースを塗る。①の具材をのせて黒コショウとオリーブ油をまんべんなくかける。
③チーズを散らしフタをして5分ほど焼く。トーチがある場合は溶けたチーズを炙って焦げ目を付けても◎。
スキレットを汚さず調理もスムーズに
クッキングシートを1枚敷くことで、溶けたチーズなどによる焦げつき防止になります。アルミホイルでもOKです。パンはスキレットにぴったり収まるサイズにカットします。マフィンでも◎。
小さな和風パエリア
スペインのバレンシア地方で、猟師がフライパンを持って山に入り、ウサギの肉や野菜で作っていたともいわれるパエリア。食材はアレンジ自由で、緑や赤の野菜(菜っ葉は先に炒め、あとから添えて)を入れることで見栄えも◎。
材料(ミニスキレットひとつ分)
鶏手羽中…… 2本
サヤインゲン…… 2本
プチトマト…… 2個
ニンニク(みじん切り)…… 1片
生米…… 1合
水…… 米と同量
めんつゆ(3倍濃縮)…… 大さじ2
オリーブ油…… 小さじ1
作り方
①インゲンは4等分に切り、プチトマトは半分に切る。手羽中は骨に沿って半分に切っておく。
②スキレットにオリーブ油を熱し、手羽中を入れて焼く。全体にこんがりと焼き色が付いたら取り出しておく。
③スキレットにそのままニンニクを入れて炒め、トマトを加えて軽く火をとおす。火がとおったら取り出しておく。
④米とめんつゆを入れ、水を加える。煮立ったら鶏肉とインゲンとトマトをのせ、フタをして弱火で約15分炊く。火を止め、約10分蒸らしたらできあがり。
小さいけれど欠かせない。旨みをプラスする手羽中
サイズの小さい鶏手羽中は、値段も手ごろで使い勝手がよく、小さいスキレットでの調理にも重宝する食材です。煮込むことで味も染み出し、料理の旨みをアップさせてくれます。
教えてくれたのは
外ごはんスタイリスト 風森美絵さん
旅とお茶とアートとお酒をかけ合わせながらアウトドアを楽しむ。外ごはんを簡単に作れる「きこり亭のきこり鍋」のプロデュースなども行なう。最近は長い距離を歩けるようになり、ごはんを楽しみながらテントで眠るロングトレイル旅に向けて準備中。また年間1,000 杯以上飲むほどの、大のレモンサワー好き!