キャンプで子どもといっしょに作りたいデザートレシピ
タンパク質も取れるつなぎを使用!
お豆腐みたらし団子
まずは和のお団子から。見た目はバッチリ本格的なみたらし団子そのものですが、なんと食材に豆腐を使ったヘルシー&柔らかなひと皿。なんでも豆腐を使うことで時間が経っても柔らかいままなんだとか。作り置き必須のキャンプの食卓にもってこいのお団子です!
材料/4人分
白玉団子
白玉粉…130g
絹ごし豆腐…150g
みたらしのタレ
砂糖…大さじ4
水…70ml
しょうゆ…大さじ1
片栗粉…小さじ2
顆粒本だし…ひとつまみ
作り方
①白玉粉をボウルに入れ、豆腐を加えてよく混ぜ合わせる。はじめはボソボソしているが、だんだんなじんでくる。
②鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
③①を2cm程度のボール状に丸めて団子にしたら、沸騰した湯に入れ、浮かんできたらすくって氷水で冷やす。(※できれば氷水、流水や水でも可)
④冷やした団子を竹串に刺し、炭火やフライパンで表面に焼き色を付ける。
⑤みたらしのタレの材料を鍋に入れ、よく混ぜる。
⑥弱火でかけて絶えず混ぜ続け、とろみが付いたら団子に絡めて完成。
POINT1
白玉粉に豆腐を入れます。水でもいいですが豆腐のほうがお団子が柔らかくなり、硬くなりにくいです。
POINT2
茹で上がりの目安は浮き上がりを待つだけ。上がってきた団子を掬ったらすぐに氷水で締めます。
POINT3
味の決め手となるみたらしのタレはすべての材料を入れてとろみがつくまで加熱。本だしが重要!
色とりどりのくだものを使って!
さっぱりフルーツポンチ
今回、いちばん単純かつ簡単な料理のコチラ。切って、くり抜いて、注ぐだけです!しかしスイーツのプロはシンプルレシピのなかにも、ちゃんとこだわりをインしています。それはただの炭酸水ではなく、トニックウォーターを使うこと。そうすることで果実の甘みが引き立つそう。まるで宝石箱みたいなフルーツポンチを前に、目を輝かせる子どもの表情が思い浮かびます。
材料/4人分
白玉団子(みたらし団子で作ったもの)
お好みのフルーツ(※購入するものにより変動)
スイカ… 1/2個
メロン…1/4個
パイナップル…1/4個
キウイ…2個
ブドウ…1房
モモ、ミカンの缶詰(缶詰の汁も使用)…1缶
トニックウォーター…500ml
下準備
フルーツを食べやすい大きさにカットします。
作り方
①ボウルにフルーツと白玉を入れ、缶詰の汁とトニックウォーターを入れて完成。
※サイダーだとフルーツの甘味を消してしまうので、ほどよい甘さのトニックウォーターがオススメです!
POINT1
スイカをスプーンでくり抜きます。くり抜いたスイカにそのまま盛り付けるのも◎
POINT2
ほかのフルーツもひと口大にカット。各フルーツの大きさを極力合わせると仕上がりもキレイです。
POINT3
ボウルに入れたら缶詰の汁とトニックウォーターを入れます。果実の自然な甘みが引き立ちます。
アイスコーヒーと相性抜群!
かりんとう風ナッツ&ポップコーン
最後を飾るひと品は、子どもも大人も思わず手が伸びるポップコーン。キャンプとは切っても切り離せないお菓子だけに、締めには最高です。もちろんただのポップコーンではなく、レシピどおり簡単に砂糖でコーティングでき、気分はまるでテーマパーク。いっしょに入れるナッツを有塩・無塩にすることでまた違ったテイストも楽しめます!
材料/2人分
ポップコーン種…大さじ2
サラダ油…大さじ2
くるみやカシューナッツなど…100g
A
黒砂糖…50g
グラニュー糖…大さじ1
水…小さじ2
しょうゆ…小さじ1/4
作り方
①フライパンにサラダ油とポップコーン種を入れてフタをし、加熱してポップコーンを作る。
②鍋にAを入れて混ぜ、全体がしっかり沸騰するまで中火で加熱する。
③火を止めてポップコーンとナッツを入れて蜜をしっかり絡める。
④砂糖が結晶化して水分がなくなったらオーブンペーパーに広げ、冷ましたら完成。
POINT1
Aの材料を鍋にすべて入れて全体に泡が出てくるまで中火で煮詰めていきます。焦げ付かないように注意。
POINT2
ぐつぐつしてきたらポップコーンを投入。最初はネバつきますが途中から砂糖が結晶化し、パラパラになります。
POINT3
熱々なポップコーンに思わず手を伸ばすとヤケドする危険があるので、オーブンペーパーなどに広げてよく冷まします。
教えてくれたのは
パティシエ 中嶋咲絵さん
パティシエとして国内外問わずお菓子作りを教える「Online Sweets School Saki. +」を運営。キャンプ好きが高じて、だれでも簡単に作れるアウトドアレシピの開発も手掛ける。
文◎岡本546
写真◎後藤武久
撮影協力◎ヴォルケーノ白糸オートキャンプ場