焚き火を楽しむキャンプに選びたい、難燃素材アイテム
難燃ジャケットはコットンライクな生地を選ぶ
焚き火には難燃アウターが不可欠ですが、そのために着替えるのは正直面倒。それならいっそのこと、素材感がコットンのようなナチュラルなものを選ぶのはいかがでしょうか。本気すぎない見た目のアウターなら、行き帰りもオシャレに着こなせて、焚き火シーンで着替えの必要がなくなります。
この「フエゴパーカ」は、モンベル独自の難燃技術「フレアテクト」を採用したコットンライクな風合いで、タウンユースもなんのその。背面下部には大容量のポケットを備えています。
ダウンウエアはイン使いできる薄手が絶対
焚き火だけではしのげない、肌寒さをカバーするためのダウンウエアは、上からアウターを羽織ることを考慮して薄手のものを選ぶのが賢明です。このモンベルの超定番ダウンジャケットは、800フィルパワーの高品質ダウンが使われており、薄くても保温力は折り紙つき!
タイオンのダウンパンツは、アウトドアでしっかり保温性を発揮する天然のダウン&フェザーを封入。どちらも上から難燃ウエアを羽織ることで、抜群の温かさをもたらしてくれます。
難燃パンツはテーパードシルエットが吉
夜の焚き火タイムはもちろん、朝に仲間と集合場所で落ち合う瞬間も、オシャレであるにこしたことはありません。となれば、だれが着てもすっきりスマートに見えるテーパードシルエットが間違いない選択!
グリップスワニーが独自で開発した「ファイヤーシールド」機能をもつこのパンツは、すっきりスマートなシルエットに十八番のビッグポケットを搭載。街でもフィールドでも、文字どおり“使える”一本といえます。
難燃アウターにはベストタイプもあり!
冷えるとはいっても、真夏の寒さはそれほどでも……というときに重宝するのが、難燃ジャケットよりはるかに軽快なベストタイプ。火に近い前面胴体部分に難燃素材を使用したジーアールエヌのこちらは、アウトドアギアを収納するための多彩なポケットを備えたモデルです。
ループ状に縫い付けられたナイロンベルトやファスナー付きのポケットなど、思うがままにギアを収納&整理できる大容量さもウリの人気作!
ブランケットは天然素材にこだわりたい
日が落ちると次第にヒンヤリしてくる背中を、スッポリ覆って温めてくれるブランケット。注意したいのは火の粉が降りかかったとき。化繊のものは熱で溶けてしまうため穴が空いてしまうことも。
そこで選びたいのは、燃えにくいウールやコットンがメインのもの。火の粉が降りかかっても溶けにくく、燃え広がる可能性も最小限。チーフジョセフの定番柄があしらわれたペンドルトンの一枚は、ウールとコットンを8:2でミックスしています。
※掲載内容は、2024年4月現在の情報をもとに作成しています。ご購入の前に最新の情報をご確認ください。
文◎菅 拓哉
写真◎後藤武久