キャンプ場 | 2024.07.04

キャンプ×自転車が楽しめる、おすすめのキャンプ場（東日本編）

じつは、マウンテンバイク（以下MTB）はキャンプのアクティビティにぴったり。移動手段としても、森のなかの景色を味わうのも、思いのままです。今回はMTBを楽しめるキャンプ場をご紹介します。

INDEX

無印良品キャンプ場の原点であり、自然遊びを象徴するスポット｜無印良品津南キャンプ場（新潟県津南町）
川遊びに温泉まで。とことん遊び尽くす｜小田原市いこいの森 RECAMPおだわら（神奈川県小田原市）
キャンプも遊園地も欲張りに！子どものキャンプデビューにぴったり｜PICAさがみ湖（神奈川県相模原市）

無印良品キャンプ場の原点であり、自然遊びを象徴するスポット｜無印良品津南キャンプ場（新潟県津南町）

キャンプ場に設営されたテントとタープ

ブナやミズナラなどの広葉樹の森に囲まれ、標高903mの山伏山に隣接したキャンプ場。眼下に信濃川が育んだ日本最大級の河岸段丘が一望できます。無印良品キャンプ場の中で、キャンプサイトの区画サイズがもっとも大きく、車を2台駐車できるほど。サイトの間隔が広いため、人目を気にせずにゆったりとすごせます。

シーズン中は山菜狩りやキノコ狩り、昆虫採集などが人気。町内に点在する8つの温泉をめぐったり、山伏山で登山をしたり。そのほか、薬師湖でのカヤック教室など、キャンプ場を拠点に自然の豊かさを活かした、さまざまなアクティビティが体験できます。

テントとタープ — 自然の起伏をできるだけ活かしたサイト。豊富な雪解け水がせせらぎとなって場内を流れる。ホタルやモリアオガエルなどの生き物にも出会えるかも？

キャンプ場センターハウスのショップ — センターハウス内のショップで、無印良品のアイテムを購入できるのもうれしい。人気のカレーシリーズやお菓子などの食品はもちろん、衣服や雑貨なども手に入るため便利。

夏の自然豊かな山をマウンテンバイクで駆ける爽快感

上空からの望むキャンプ場の全景

隣接する「ANNEX山伏山森林公園」は、アウトドアスポーツを満喫するためのフィールドです。4つのMTBコースが用意されていて、周回すると延べ6kmのコースに。自然のなかにある障害物を上手く避けたり、秋には落ち葉をふむ感触を楽しんだり。MTBと一体となって山を駆けめぐります。

キャンプ場では、MTBのレンタルも可能。24型の子どもサイズもあるので、親子で一緒に遊んでみてください。

公園の中心にある薬師湖では、カナディアンカヌーやカヤックも楽しめる。湖までMTBで行ってみるなど、アクティビティを組み合わせて遊んでも。

DATA
無印良品津南キャンプ場
新潟県中魚沼郡津南町上郷寺石
チェックイン：13:00～18:00／チェックアウト：～12:00
営業期間：5月～11月上旬
カード決済：可
利用タイプ：宿泊／日帰り・デイキャンプ
サイト内乗り入れ：可
施設タイプ：サイト（芝）・バンガロー・コテージ
共有設備：風呂／シャワー／トイレ／ごみ捨て場／炊事場／売店
レンタル用品：あり
https://www.muji.net/camp/

川遊びに温泉まで。とことん遊び尽くす｜小田原市いこいの森 RECAMPおだわら（神奈川県小田原市）

川の近くに設営されたテントとタープ

小川のせせらぎを聞きながら、癒やしの時間をすごせる「小田原市いこいの森 RECAMPおだわら」。都心から約1時間、箱根湯本の温泉街へも車で約15分という好立地です。森のなかは雑木林が生い茂っていて、場内には小川も流れています。

「小田原こどもの森わんぱくらんど」や「フォレストアドベンチャー小田原」、「フォレストバイク小田原」などのレジャー施設が隣接しているため、遊ぶ場所には困りません。またキャンプ場内には散策路が整備されているので、ハイキング気分で歩くだけでも、豊かな自然を味わうことができます。

林の中でのキャンプ — 林の中のワイドサイトやリバーサイトなど、多彩なロケーション。ウッドデッキのある「コワーキングスペースYURAGI」では、森のなかで優雅にテレワークも可能。

コテージとタープ — 「CAMPPOD」での宿泊ができるサイトもあり。3枚のパネルからなる90個のモジュールで構成された木製構造物「CAMPPOD」は、雨や日差しを防いでくれる。

インストラクターがしっかり指導！多種多様なコースを安全にライド

林の中を走行するMTB

キャンプ場に隣接する「フォレストバイク小田原」は、MTBの体験施設です。初〜中級者向けの「初回安全講習A」の場合、インストラクターによる講習を1時間半受け、残った時間でフリーライドを。森のなかをMTBで駆ける爽快感は一度味わったらやみつきに。

また、施設利用以外にも、キャンプ場から箱根湯本エリアまでのコースや国道1号線を走るコース、西湘バイパス沿いの海岸コースなど、キャンプ場をベースにしたサイクリングもおすすめです。

小川で遊ぶ人たち — MTB体験をしたら、キャンプ場内の小川でひと休みしたり、箱根の温泉で汗を流したり。豊かな山の恵みはキャンプをより楽しいものに。

DATA
小田原市いこいの森 RECAMPおだわら
神奈川県小田原市久野4294-1
TEL：0465-24-3785
チェックイン：13:00～18:00／チェックアウト：9:00～10:00（一部11:00）
定休日：水、木曜　※祝日の場合は営業、春休み・GW・夏休み・年末年始・冬休み期間中は無休で営業
営業期間：通年
カード決済：可
利用タイプ：宿泊／日帰り・デイキャンプ
サイト内乗り入れ：可（一部不可）
施設タイプ：サイト（土）・ログハウス・コテージ・常設テント
共有設備：シャワー／トイレ／ごみ捨て場／炊事場／売店／場内全域wifiあり
レンタル用品：あり
https://www.recamp.co.jp/odawara

キャンプも遊園地も欲張りに！子どものキャンプデビューにぴったり｜PICAさがみ湖（神奈川県相模原市）

オートキャンプサイト

相模湖リゾート「プレジャーフォレスト」園内にある、ファミリーに人気のキャンプ場です。場内には関東最大級のBBQ設備を併設をするほか、冬季限定でイルミネーションも登場。なんといっても子どもに人気なのは遊園地エリアです。宿泊者は入園料が2日間無料に。自然が多く残された林間サイトでのキャンプ体験と併せれば、1泊2日とは思えないほどの充実度。

ほかにもBBQ場ワイルドクッキングガーデンでは、土日限定で窯焼きピザのイベントを開催。ピザ生地を伸ばすところからスタートし、トッピングをしたらピザ窯へ。あっという間に、焼きたて本格ピザのできあがりです。

遊具で遊ぶ人たち — 「極楽パイロット」（上写真）のようなアトラクションはもちろん、迷路やアスレチックなど体を動かして遊ぶアクティビティも充実。冬はイルミネーション、夏にはプールも！

露天風呂 — 「さがみ湖温泉うるり」で汗を流せるのもうれしいポイント。遊び疲れたらそのまま食事処を利用するもよし。施設が充実しているので、キャンプデビューにもおすすめ。

キッズ専用コースだから安全！失敗を恐れずに走ってみよう

キッズ用のMTBコース

場内にはキッズ専用のMTBコース「MTBエンジョイパーク」を完備。対象は小学生以下。身長や補助輪なしの自転車に乗れるなどの条件をクリアすれば、全長400mのシングルトラックコースを走ることができます。

また高低差がある、全長500mの「MTBパーク」を併設。大人も子どもも一緒に、さがみ湖の自然のなかを疾走しましょう。

林の中のMTBコース — MTBパークは、障害物や急カーブもある本格的な周回コース。MTBはレンタルも可能。木漏れ日の中を走ったり、のんびり景色を眺めたり、MTBの楽しみ方はさまざま。

DATA
PICAさがみ湖
神奈川県相模原市緑区若柳1634番地
TEL：042-685-0917
チェックイン：14:00〜19:00／チェックアウト：～ 10:00
定休日：水、木曜
営業期間：通年（一部冬季クローズあり）
カード決済：可
利用タイプ：宿泊／デイキャンプ
サイト内乗り入れ：可（一部サイトのみ）
施設タイプ：サイト（土）・ログハウス・コテージ・セットアップテント・トレーラー
共有設備：シャワー／トイレ／ごみ捨て場／炊事場／売店
レンタル用品：あり
https://www.pica-resort.jp/sagamiko/

※掲載内容は、2024年3月現在の情報をもとに作成しています。お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

文◎いずみかな

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